MT4・MT5とは?違いと「どっちがいい」の答え、国内で使えるFX会社とMT4終了の最新状況

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わからない前提で解説 5歳でもなんとなく分かるFX用語!

MT4・MT5とは?
違いと「どっちがいい」の答え、国内で使えるFX会社とMT4終了の最新状況

このページでは、MT4(MetaTrader 4)、MT5(MetaTrader 5)、EA(自動売買)、カスタムインジケーターについて、FX初心者にもわかりやすく解説します。開発元が公表している違いの比較、どっちを選ぶかの答え、2026年9月時点で国内で使えるFX会社、相次ぐMT4終了の年表、ダウンロードから日本時間の直し方、MT5を悪用した投資詐欺の見分け方まで、このページだけで確かめられます。

MT4・MT5を説明するパンダキャラクター
STEP 01
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なんとなく理解しよう!

5歳でもわかる超かんたん解説

MT4とMT5っていうのは、FXの取引をするための「乗り物」みたいなソフトのことだよ。遠くへ行きたいとき、歩いても行けるけど、車があればもっと速く、もっと楽に行けるよね。FXも同じで、チャートを見たり注文を出したりするための乗り物がMT4やMT5なんだ。世界中のたくさんのFX会社が、同じこの乗り物をお客さんに貸してくれているよ。

MT4(エムティーフォー)は、2005年に生まれた「古いけれど、みんなが乗ってきた名車」だよ。長い間たくさんの人が使ってきたから、あとから付けられるパーツがすごく多いんだ。でも最近は、日本では「この車の貸し出しはもうやめます」というFX会社が続いているから、これから乗る人は注意してね。

MT5(エムティーファイブ)は、2010年に生まれた「新しい高性能車」だよ。エンジンが速くなって、地図(チャートの時間足)も9種類から21種類に増えたんだ。作っている会社も、これからはこっちの車に力を入れているよ。これから乗り始めるなら、MT5を選ぶのが安心なんだ。

EA(イーエー)は、車の「自動運転」だよ。行き先のルールを決めておけば、寝ている間も車が勝手に走ってくれるんだ。FXだと、決めたルールどおりに自動で売ったり買ったりしてくれるよ。でも自動運転に任せっきりだと、道が急に変わったとき(相場の急変)に事故を起こすこともあるから、ときどき様子を見てあげてね。

カスタムインジケーターは、あとから付け足せる「特別なメーター」だよ。車にはスピードメーターや燃料計が最初から付いているよね。MT4やMT5にも最初からメーター(インジケーター)が付いているけど、カスタムインジケーターは、ほかの人が作ったメーターをダウンロードして付け足したものなんだ。ただし、MT4用のパーツはMT5には付けられないから気をつけてね。

質問するパンダの生徒
パンダくん

MT4とMT5、どっちの車に乗ればいいの?

回答するパンダの先生
パンダ先生

これから乗り始めるならMT5がおすすめだよ。でも、使いたい自動運転(EA)がMT4にしか付けられないなら、MT4を選ぶことになるんだ。大事なのは、乗りたい車を貸してくれる会社がまだあるかどうかも先に確かめることだよ。

つまり、MT4・MT5を整理すると…

MT4:2005年生まれの名車。パーツ(EA・インジケーター)が多いが、国内では提供をやめる会社が続いている。

MT5:2010年生まれの後継車。時間足21種類で動きも速く、作っている会社のメイン製品。これから始めるならこっち。

EA:決めたルールで自動売買してくれる自動運転。任せっきりは危ない。

カスタムインジケーター:あとから付け足す特別なメーター。MT4用とMT5用は別物。

MT4・MT5の違いと使い方を解説するパンダキャラクター
STEP 02

さらに深掘ってマスターしよう!

違い・国内の会社・使い方の本格解説

01MT4・MT5とは?世界中で使われる取引ソフト

MT4(MetaTrader 4)とMT5(MetaTrader 5)は、MetaQuotes社(メタクオーツ)が開発したFXの取引ソフトです。チャート分析、注文、EA(エキスパートアドバイザー=自動売買プログラム)の実行、カスタムインジケーターの追加までを1つでこなします。ソフトを作るのはMetaQuotes社、配るのはFX会社という関係で、同じMT4でも、どのFX会社の口座につなぐかで扱える通貨ペアやスプレッドが変わります。

ソフトそのものは無料で、パソコン版(Windows)・スマホアプリ・一部の会社ではMac版やブラウザ版も使えます。ただしMT4とMT5は別のソフトで、口座にも互換性がありません。MT4の口座番号でMT5にはログインできず、国内ではMT4用とMT5用の口座を別々に申し込む形の会社があります。

02MT4(MetaTrader 4)とは?

MT4は2005年に公開された取引ソフトで、長く「FXの世界標準」と呼ばれてきました。MQL4というプログラミング言語でEAやインジケーターを作れるため、20年分の資産が無料・有料で大量に出回っています。動作が軽く、古いパソコンでも動くことも支持されてきた理由です。

一方で、開発元の中心はすでにMT5へ移っています。2025年7月1日には古い版のサポートが終わり、MT4はビルド1440(2025年2月21日公開)より古いパソコン版がFX会社のサーバーへ接続できなくなりました。ただしMT4の更新自体は続いており、2026年3月にもセキュリティ改善などを含むビルド1460・1470が公開されています。MT4は明日使えなくなるソフトではないが、提供する会社は減り続けているというのが2026年の正しい理解です(07で年表にしています)。

03MT5(MetaTrader 5)とは?

MT5は2010年に公開されたMT4の後継で、MetaQuotes社が現在の主力として開発を続けています。FXだけでなく株式や先物など複数の市場を扱える設計で、CFDを扱う会社でも使われています。経済指標の予定をチャートに重ねられる経済カレンダー、注文の厚みを見る板情報(Depth of Market)も最初から入っています。

MT5の口座には、同じ銘柄のポジションが1つにまとまるネッティング方式と、MT4と同じように買いと売りを別々に持てるヘッジング方式があります。どちらの方式かは口座ごとに決まっているので、両建てをしたい人は口座開設前に確認しておきましょう。

MT4のEA・インジケーターはMT5で動かない

MQL4とMQL5は別の言語で、MT4で使う関数(start・init・deinit)がMT5には存在しません。MT4用のファイル(.ex4)をMT5に入れても動かず、MT5用(.ex5)を探すか、作り直す必要があります。持っているEAがMT4用しかない場合、この1点で選ぶソフトが決まります。

04MT4とMT5の違い|開発元の公表値で比べる

どちらが良いかは感想で語られがちですが、MetaQuotes社が両者の比較を公表しているので、数字で並べられます。分析の道具と検証の速さはMT5が上、使えるEAの数はMT4が上というのが全体像です。

比べる項目MT4MT5
公開された年2005年2010年
標準のテクニカル指標30種類38種類
描画ツール(オブジェクト)31種類44種類
時間足9種類21種類
待機注文の種類4種類6種類
扱える市場(設計)FXFX・先物・オプション・株式・債券
EAの過去検証1通貨ずつ・シングルスレッド複数通貨・マルチスレッド・実ティック
同時に扱える銘柄数1,024無制限
経済カレンダーなし内蔵
プログラム言語MQL4MQL5(互換性なし)
出回っているEAの数非常に多い増えている

MetaQuotes社の公式比較をもとに作成。扱える市場は開発元の設計上の違いで、実際にはMT4でも金や株価指数のCFDを扱うFX会社があります。

数字が大きいほうが必ず得、というわけではありません。標準の指標が8つ多くても、自分が使う指標がその中に無ければ差はゼロです。差が出やすいのは時間足とストラテジーテスターで、2分足や8時間足を使いたい人、EAの過去検証をたくさん回したい人はMT5の恩恵を大きく受けます。時間足の選び方は時間足の解説で詳しくまとめています。

05MT4とMT5はどっちがいい?迷ったときの答え

結論から言うと、これから始めるならMT5、使いたいEAがMT4用しか無いならMT4です。判断の順番を図にしました。

MT4とMT5、どっちを選ぶ? 使いたいEAやインジケーターが MT4用のファイルしかない? はい いいえ MT4を選ぶ 提供を続けている会社で 最新ビルドに更新して使う (MT5版があれば乗り換えを) 国内のFX会社で 使いたい? はい いいえ MT5を選ぶ 提供している会社と 終了日の告知を先に確認 (分析専用の会社もある) 海外FX ほとんどが MT4・MT5 両対応 迷ったら、これから長く使えるMT5 EAの資産が無いならMT4を選ぶ理由はほぼない

最初に決めるのは、使いたいEAやインジケーターがMT4用かどうか。次に、国内の会社で使うかどうかです。

  • MT4を選ぶ人:手元のEAやインジケーターがMT4用しかない。長く使ってきた設定をそのまま使いたい。この場合も、提供を続けている会社を選び、最新ビルドに更新して使います
  • MT5を選ぶ人:これから始める。21種類の時間足や経済カレンダーを使いたい。EAを速く検証したい。国内の会社で長く使える環境を選びたい
  • そもそも不要な人:自動売買を使う予定がなく、チャートと注文だけで十分なら、各社の独自ツールやTradingViewでも困りません(15で解説)

06国内でMT4・MT5が使えるFX会社(2026年9月時点)

国内の金融庁登録業者でMT4・MT5を提供している会社は多くありません。しかも2026年に入って、提供をやめる会社・新規受付を止める会社が相次いでいます。各社の公式発表を確認した結果が次の表です。

会社MT4MT5公式発表のポイント
外為ファイネスト提供中提供中EAの利用制限なし・スキャルピング制限なし・最低1,000通貨
楽天証券(楽天MT4)提供中案内なし本番でEAを使うには楽天FX口座と楽天MT4口座の両方が必要。デモ口座は何度でも作り直せる
FXTF提供中準備中(延期)PCインストール版のライブ口座でEAが使える
OANDA証券終了手続き中提供中MT4は3月27日に新規作成を停止、9月26日(土)の取引終了後に新規注文を停止、11月27日(金)の取引終了で提供終了。残ったポジションはMT5へ移管
JFX8月19日に終了分析専用MT5では発注できず、注文は自社ツールのMATRIX TRADERで行う
FOREX.com新規受付終了提供中MT4の新規口座開設は6月20日で終了し、MT5での開設を案内

各社の公式サイト・お知らせの記載をもとに作成(2026年9月確認)。条件は変わることがあるため、申し込み前に各社のお知らせを必ず確認してください。

表のとおり、MT4とMT5の両方を新規で選べる国内の会社は、実質的にかなり絞られています。国内の会社は金融庁の登録業者で、預けたお金は信託保全で守られます。自動売買をするなら、PCにインストールする版でEAが動くか、スキャルピングの制限がないかも確認ポイントです。

MT4が使えるかは口座の種類で決まる

楽天証券のように、ふだんのFX口座とは別に「MT4口座」を開く会社があります。楽天証券は、EAを本番口座で使うには楽天FX口座と楽天MT4口座の両方が必要だと案内しています。MT4とMT5の切り替えは、あとからボタン1つではできず、口座の申し込みで選ぶものと考えておきましょう。

07MT4終了・MT5移行の最新状況|2026年の年表

MT4をめぐる動きを時系列に並べると、開発元のサポート終了(2025年)のあと、2026年に国内の会社が一斉に動いたことがよくわかります。

MT4終了・MT5移行の年表 各社・開発元の公式発表をもとに作成(2026年9月確認) 2005年 MT4がリリースされる 2010年 後継のMT5がリリースされる 2025年7月1日 旧版のサポート終了(MT4はビルド1440未満が接続不可) 2026年3月 MT4ビルド1470が公開(MT4の更新自体は続いている) 2026年3月27日 OANDA証券がMT4の新規作成を停止 2026年6月20日 FOREX.comがMT4の新規口座受付を終了 2026年8月19日 JFXがMT4を終了(後継MT5は分析専用) 2026年9月26日 OANDA証券のMT4が新規注文を停止 2026年11月27日 OANDA証券のMT4の提供終了日

開発元は古い版の接続を止め、国内ではOANDA証券・JFX・FOREX.comがMT4の新規受付や提供を終えた。MT4の更新自体は2026年も続いている。

OANDA証券は、MT4が開発元のシステム保守の対象外になっていることを理由に挙げ、MT5への早めの移行を呼びかけています。同社ではMT4とMT5のブラウザ版(ウェブターミナル)も2026年5月31日で終わり、MT5へのログインには多要素認証の必須化も進めています。

今MT4を使っている人がやること
  1. ビルド番号を確かめる:ヘルプのバージョン情報で、1440以上になっているか確認します。古い版は接続できません
  2. 口座を持つ会社のお知らせを読む:提供終了や新規注文停止の日付が出ていないか、直近の告知を1本だけでも読みます
  3. EAのMT5版があるか調べる:作者がMT5版を出していれば乗り換えられます。無ければ作り直しの費用と手間を見積もります
  4. 終了日より前に決済か移管の方針を決める:OANDA証券のように、残ったポジションを会社側でMT5へ移す場合もありますが、移管先の証拠金や維持率は自分で確認します

08海外FXのMT4・MT5(XMTrading・AXIORYなど)

海外FX会社の多くはMT4とMT5の両方に対応しており、XMTradingやAXIORYもその一例です。国内より高いレバレッジを使え、EAの制限も比較的ゆるいことから、自動売買をする人に選ばれてきました。

ただし海外FX会社は日本の金融庁の登録業者ではなく、国内の業者に義務づけられている信託保全などの保護は受けられません。MT4・MT5が使えるかどうかと、その会社が安全かどうかは別の話です。仕組みの違いはFX会社の安全性のページで、各社の比較は海外FX会社ランキングで確認できます。

09ダウンロードとログインの手順|ログインできないときの確認点

MT4・MT5はMetaQuotes社の公式サイトからも入手できますが、口座を開いたFX会社のページからダウンロードするのが確実です。会社ごとに接続先のサーバーが決まっており、会社が配る版なら最初からそのサーバーが登録されているからです。

  1. MT4かMT5の口座を開く:まずはデモ口座でも構いません。口座番号・パスワード・サーバー名がメールやマイページで届きます
  2. 口座と同じ種類のソフトを入れる:MT4の口座ならMT4、MT5の口座ならMT5をダウンロードしてインストールします
  3. ログインする:ファイルメニューの取引口座へのログインを開き、口座番号・パスワード・サーバー名を入れます。サーバー名は本番用とデモ用で違います
  4. 表示を整える:気配値表示で使う通貨ペアを出し、チャートを開きます。操作に慣れるまではデモ口座で練習します
ログインできない・無効な口座と出るとき
  • MT4とMT5の取り違え:MT5の口座番号でMT4に入ろうとしている。いちばん多い原因です
  • サーバー名の選び間違い:本番用とデモ用、会社ごとの複数サーバーを取り違えている
  • パスワードの種類:取引用ではなく、閲覧用や会員ページ用のパスワードを入れている
  • 古いビルド:MT4はビルド1440未満だと2025年7月以降は接続できない
  • 週末・メンテナンス・期限切れ:市場が閉まっている時間や、期限が切れたデモ口座では回線不通と表示されることがある

10画面の見方と基本操作

MT4とMT5の画面は、ほぼ同じ4つの部分でできています。最初に覚えるのは、気配値表示で通貨ペアを選び、チャートで注文するという流れだけで十分です。

MT4・MT5の画面は4つに分かれている ファイル 表示 挿入 チャート ツール ウィンドウ ヘルプ 1 気配値表示 2 ナビゲーター 3 チャート 4 ターミナル USDJPY 158.604 EURUSD 1.13592 XAUUSD (サンプル) 口座 インジケーター エキスパート(EA) スクリプト 取引 口座履歴 ニュース アラート 操作履歴 USDJPY 買い 0.10 158.20 → 158.60 +4,000 1 気配値表示 2 ナビゲーター 3 チャート 4 ターミナル

1の気配値表示で通貨ペアを選び、3のチャートで分析と発注、結果は4のターミナルで確認する。インジケーターとEAは2のナビゲーターからチャートへドラッグする。

  • ゴールドなどが表示されない:気配値表示で右クリックし、すべて表示を選ぶと隠れている銘柄が出てきます。それでも無ければ、その口座では扱っていません
  • 値幅をpipsで測る:十字カーソルでドラッグすると値幅がpoint単位で出ます。5桁表示の口座では10で割るとpipsです(pipsの数え方)
  • 素早く注文する:チャートのワンクリック注文を表示すると、売り・買いのボタンで即座に発注できます。MT5はツールボックスの右クリックから保有ポジションをまとめて決済する機能もあります
  • 注文の種類:成行・指値・逆指値などの使い分けは注文方法のページで解説しています

11MT4・MT5の時間は日本時間と違う|冬は7時間・夏は6時間

MT4・MT5のチャートに出る時刻は、日本時間ではなくFX会社のサーバー時間です。多くの会社は、ニューヨーク市場の取引終了で日足が切り替わるように時計を合わせています。その場合、日本時間はサーバー時間より冬に7時間、夏に6時間進んでいます。

切り替えて見る:サーバー時間と日本時間

ボタンで冬時間と夏時間を切り替えます。日足の区切りは日本時間の朝です。

冬時間(11月第1日曜〜3月第2日曜) サーバー時間=世界標準時+2時間(多くの会社の設定) サーバー時間 日本時間 0時 7時 6時 13時 12時 19時 18時 1時 0時 7時 日足の区切り(日本時間の朝7時) 日本時間=サーバー時間+7時間 夏時間(3月第2日曜〜11月第1日曜) サーバー時間=世界標準時+3時間(多くの会社の設定) サーバー時間 日本時間 0時 6時 6時 12時 12時 18時 18時 0時 0時 6時 日足の区切り(日本時間の朝6時) 日本時間=サーバー時間+6時間

冬時間は、サーバーの0時が日本時間の朝7時です。チャートの日足は日本時間の朝7時に切り替わり、サーバー時刻の12時は日本時間の19時にあたります。

時差の設定は会社によって違うため、気配値表示の時刻と、いまの日本時間を見比べて差を確かめるのが確実です。夏時間と冬時間の切り替え日はサマータイムのページで、東京・ロンドン・ニューヨークの時間帯はFX取引時間のページで確認できます。チャートの時刻を日本時間で見たい場合は、日本時間を表示するインジケーターを入れる方法があります。

12EA(自動売買)の入れ方とバックテスト

EAは、決めたルールで売買を自動で行うプログラムです。入れる前に、どの口座のどの版で動くのかを必ず確かめます。国内では、PCにインストールする版でだけEAを動かせる会社があります。

  1. ファイルを置く:ファイルメニューからデータフォルダを開き、MT4ならMQL4/Experts、MT5ならMQL5/ExpertsにEAのファイルを入れます
  2. 読み込ませる:ナビゲーターのエキスパートアドバイザを右クリックして更新するか、ソフトを再起動します
  3. チャートに付ける:EAを使いたい通貨ペアのチャートへドラッグし、ロット数などの設定を確かめます。ロットは資金に対して小さめから始めます
  4. 自動売買をオンにする:ツールバーの自動売買(MT5ではアルゴリズム取引)のボタンを有効にすると動き始めます

使う前には、ストラテジーテスターで過去の相場に当てはめるバックテストを行います。MT5は複数の通貨を同時に、実際のティックデータで検証でき、MT4より速く回せます。ただし過去の成績が良すぎるEAは、過去の相場に合わせ込みすぎている(カーブフィッティング)ことがあり、少額で実際に動かすフォワードテストと組み合わせるのが基本です。

24時間動かすならVPSを検討

EAはパソコンの電源が切れると止まります。24時間動かしたい人は、ネット上のサーバーでMT4・MT5を動かし続けるVPSを使うのが一般的です。月額の費用がかかるため、EAの利益でまかなえるかも計算に入れておきましょう。一部の海外FX会社は条件付きで無料のVPSを用意しています。

13カスタムインジケーターの入れ方とスマホ版との違い

カスタムインジケーターは、標準では入っていない指標を後から追加したものです。入れ方はEAとほぼ同じで、データフォルダのMT4ならMQL4/Indicators、MT5ならMQL5/Indicatorsにファイルを置き、ナビゲーターからチャートへドラッグします。移動平均線やボリンジャーバンド、RSIのような基本の指標は、最初から入っています。

  • 人気の無料インジケーター:日本時間の表示、高値・安値の表示、損益をpipsで表示するものなどが定番です。配布元が信頼できるかは必ず確かめます
  • 出来高の正体:FXには取引所がないため、MT4・MT5の出来高は価格が更新された回数(ティック数)です。市場全体の取引量とは違います(出来高・商いの厚さ)
  • 入れすぎに注意:チャートが重くなり、判断材料が増えすぎて迷いが増えます。まずは標準の指標を使いこなすのが先です

スマホアプリでできること・できないこと

iPhone・Android向けの公式アプリでも、チャートの確認・注文・決済・標準インジケーターの表示はできます。一方で、EAを動かすこと、カスタムインジケーターを入れることはスマホではできません。外出中の確認や急ぎの決済はスマホ、EAの設定や細かい分析はパソコンと分けて使うのが実用的です。

14TradingViewとの違いと使い分け

ブラウザで動くチャートツールのTradingViewは、見やすさとどの端末でも同じ画面を使える点で人気が広がっています。国内でも、OANDA証券がTradingView用の口座を用意し、FXTFは2026年5月にTradingViewとの正式な連携を始めるなど、TradingViewから直接注文できる環境が増えています。

使い分けの目安

自動売買・EAの過去検証・カスタムインジケーターの幅広さはMT4・MT5、チャートの見やすさ・複数端末での同期・分析の共有はTradingViewが得意です。両者は競合というより補完関係で、分析はTradingView、自動売買はMT5という組み合わせも一般的です。

15「MT5で絶対儲かる」は詐欺のサイン|MT5を悪用した投資詐欺

MT5は正規のソフトですが、ソフトが本物でも、つないでいる先の業者や画面の数字が本物とは限りません。外為ファイネストは公式サイトで、MT5の公式を名乗るアカウントやSNS・マッチングアプリで知り合った人物から投資を勧誘される事案が多発していると注意を呼びかけています。実際とは違うMT5の取引結果を見せて利益が出ていると信じ込ませ、出金しようとすると追加費用を求める手口です。警察庁も、偽物の投資アプリを入れさせる手口が相次いでいるとして注意を促しています。

  • 勧誘してくる:金融庁の登録業者が、SNSで知らない人に直接口座開設を勧めることはありません
  • 絶対・必ず・月利◯%保証:投資で利益を約束する言葉は、それだけで詐欺を疑う材料です
  • アプリやサーバーを指定してくる:相手が指定するアプリや接続先は、本物の取引につながっていない場合があります
  • 出金に追加のお金を求める:税金や手数料の名目で入金を求められたら、それ以上振り込まないでください

取引する会社は、金融庁の登録業者の一覧で名前を確認できます。2026年1月からは、業種をまたいで登録業者を検索できる機能も始まりました。少しでもおかしいと感じたら、消費者ホットライン(188)や警察の相談専用電話(#9110)に相談してください。業者の見分け方はFX会社の安全性で詳しく解説しています。

関連用語をチェック!

テクニカル分析MT4・MT5で行うチャート分析の基本
時間足MT4の9種類、MT5の21種類をどう使い分けるか
注文方法成行・指値・逆指値など、MT4・MT5で使う注文の種類
バックテストEAを使う前に、過去の相場で成績を確かめる方法
スリッページ注文した価格と約定した価格のずれ。EAの成績にも影響する
NDD方式注文を市場へ流す仕組み。約定の質に関わる
資金管理EAに任せても欠かせない、1回の損失の決め方
FX会社の安全性信託保全や登録の確認など、会社選びの前提
MT4・MT5のよくある質問に答えるパンダキャラクター
STEP 03

MT4・MT5のよくある質問

よくある質問と回答

※質問を押しても回答が開かない場合は、ページを再読み込みしてください。

使えます。MT4とMT5は別のソフトなので、同じパソコンに両方入れて同時に起動できます。同じMT4を2つ以上起動したい場合も、インストール先のフォルダを分けて入れ直せば、別々の口座やEAを同時に動かせます。ただしログインは口座の種類に合わせる必要があり、MT4の口座でMT5には入れません。起動する数が増えるほどパソコンの負担も増えるので、EAを常に動かすならメモリに余裕のある環境かVPSを選びましょう。
EAを使うこと自体が原因で凍結されることは基本的にありませんが、EAの売買の仕方がFX会社の禁止事項に当たると、凍結や利益の取り消しの対象になりえます。典型例は、サーバー間の価格のずれを突く裁定取引(レイテンシーアービトラージ)や、複数の口座を使った不自然な両建てです。多くの会社はEAやスキャルピング自体は認めていますが、規約の禁止事項は会社ごとに違います。EAを入れる前に、利用規約の自動売買と禁止取引の項目を読んでおくと安心です。
ソフトのダウンロードと利用は無料で、対応するFX会社の口座があれば使えます。デモ口座なら入金も不要です。費用がかかるのは主に3つで、24時間EAを動かすためのVPSの月額料金、有料のEAやインジケーターの購入費、そして取引そのもののスプレッドや手数料です。無料で配布されているEAやインジケーターも多いので、まずは無料のものとデモ口座で操作に慣れてから、お金をかけるか判断するのがおすすめです。
期限は会社によって違います。一定期間ログインしないと使えなくなる会社や、有効期限を決めている会社があり、期限が切れたデモ口座ではログインできなくなります。楽天証券のMT4デモ口座のように、何度でも作り直せる会社もあります。デモで練習するときは、仮想資金を本番で使う予定の金額に近づけられるかも確かめましょう。資金の桁が本番と大きく違うと、ロットや損失の感覚がずれやすいからです。
そのままでは動かないので、3つの方法から選びます。1つ目は、作者がMT5版を出していないか確かめること。2つ目は、元のプログラム(拡張子mq4のファイル)があればMQL5に書き直すこと。3つ目は、同じ考え方のMT5用EAを探し直すことです。実行用のファイル(拡張子ex4)しか持っていない場合は、書き直しもできません。移行したら、同じ条件でバックテストとフォワードテストをやり直し、MT4のときと成績が変わっていないかを確認してから本番で動かしましょう。
MT4・MT5を取引ツールとして用意しているプロップファームは多くありますが、使えるツールは会社やプランごとに違い、独自のツールを使う会社もあります。EAを使ったチャレンジを認めているところも多い一方、1日の損失上限や最大ドローダウン、ニュース発表前後の取引や高頻度取引の禁止など、独自のルールがあります。ルールに違反すると利益があっても失格になるため、申し込む前に公式のルールページを必ず読みましょう。仕組みはプロップファームのページで解説しています。
会社や口座の種類によって扱いが違うため、事前の確認が必要です。国内では、外為ファイネストのようにスキャルピングの制限を設けていないと公式に明記している会社もあります。海外FX会社の多くもスキャルピングやEAでの売買を認めていますが、一部の口座やプロップファームでは、サーバーに負担をかける超高頻度の取引や裁定取引を禁止しています。禁止取引とスキャルピングに関する規約の項目を、口座開設の前に読んでおくと安心です。
国内のFX会社なら、確定申告には会社が発行する年間取引報告書を使い、MT4・MT5の口座履歴は損益の中身を確かめる補助として使います。海外FX会社は年間取引報告書が出ないことが多いため、MT4・MT5の口座履歴(詳細レポート)を年ごとに保存し、円に換算して所得を計算します。国内FXは申告分離課税、海外FXは総合課税の雑所得と扱いが違うので、両方を使っている人は分けて集計しましょう。詳しくはFXの税金のページにまとめています。

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MT4・MT5の選び方がわかったら、口座選びと最初の取引の準備に進みましょう。

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参考資料(外部リンク)