FX取引時間とは?
「世界の遊園地リレー」でわかる月曜朝〜土曜朝の24時間と時間帯の選び方
このページでは、FX取引時間を日本時間の早見表で確かめられるようにまとめ、東京時間・ロンドン時間・ニューヨーク時間とオセアニア・フランクフルトの特徴、2つの市場が重なるオーバーラップ、2026年の冬時間への切り替え日、FX会社ごとの取引時間、年末年始の休みまで、FX初心者にもわかるように解説します。

なんとなく理解しよう!
5歳でもわかる超かんたん解説
世界には、お金を交換するための大きな遊園地がいくつもあると想像してみて。朝いちばんに開くのは、オーストラリアやニュージーランドがあるオセアニアの遊園地。次に東京の遊園地が朝に開いて、夕方にはヨーロッパのロンドン、夜にはアメリカのニューヨークの遊園地が開くんだ。
ひとつの遊園地が閉まるころには、次の遊園地がもう開いている。バトンをつなぐリレーみたいに、どこかの遊園地がいつも開いているから、FXは平日なら24時間いつでも取引できるんだよ。これがFX取引時間の仕組み。日本の時計でいうと、月曜の朝から土曜の朝までが遊べる時間なんだ。
おもしろいのは、ロンドンとニューヨークの遊園地が同時に開いている時間があること。これをオーバーラップっていうよ。お客さんがいちばん多いから、乗り物(値段)がいちばん元気に動く時間なんだ。日本の時計だと、夜の9時か10時ごろから、夜中の1時か2時ごろまでだよ。
それから、ヨーロッパやアメリカには、夏のあいだ時計を1時間進める夏時間(サマータイム)があるんだ。夏時間のあいだは遊園地が開く時間も1時間早くなるから、日本から見ると、夏と冬で開く時間が1時間ずれる。時計が元に戻っている時期を冬時間っていうよ。
ただし、土曜と日曜は世界中の遊園地がお休み。1月1日も全部お休みだよ。それに、朝早くや年末年始みたいにお客さんが少ない時間は、ちょっとしたことで乗り物が急に動くことがあるんだ。初めてのうちは、お客さんが多い時間に遊ぶのが安心だね。
じゃあ、夜ふかししないとFXはできないの?
そんなことはないよ。東京の遊園地は昼に開いているし、予約の注文を使えば、寝ているあいだもルールどおりに動いてくれる。自分の生活に合う時間を選べばいいんだ。
つまり、FX取引時間は「世界の遊園地リレー」!
FX取引時間:日本時間の月曜の朝から土曜の朝まで。平日はほぼ24時間取引できる。
市場のリレー:オセアニア、東京、ヨーロッパ(ロンドン)、ニューヨークの順に開く。
オーバーラップ:ロンドンとニューヨークが重なる夜。1日でいちばん取引が多い。
夏時間と冬時間:欧米の時計が変わるので、日本から見た時間が1時間ずれる。
お休み:土日と1月1日。クリスマスは早く終わる会社が多い。
世界の遊園地のリレーを知っておくと、いつ値段が動きやすいか、いつ気をつければいいかが見えてくるよ。

さらに深掘ってマスターしよう!
FX取引時間と時間帯ごとの特徴の本格解説
01FX取引時間は何時から何時まで?日本時間の早見表
FX取引時間は、日本時間で月曜の朝7時ごろから、土曜の朝(冬時間は7時ごろ、夏時間は6時ごろ)までです。株のように取引所が開いている時間だけ売買するのではなく、平日はほぼ24時間、いつでも注文や決済ができます。取引できないのは土日と1月1日で、クリスマスは早く終わる会社が多くなります。
| 冬時間 (11月〜3月) | 夏時間 (3月〜11月) | |
|---|---|---|
| 取引の始まり | 月曜の朝7時ごろ | 月曜の朝7時ごろ6時30分の会社もある |
| 取引の終わり | 土曜の朝6時30分〜7時ごろ | 土曜の朝5時30分〜6時ごろ |
| 1日の区切り | 朝7時NYクローズ | 朝6時NYクローズ |
| 毎日の休止 | 朝7時前後に数分〜30分ほど会社による | 朝6時前後に数分〜30分ほど会社による |
| 土日・元日 | 取引できない | 取引できない |
国内の主なFX会社の取引時間をもとにした目安です。夏時間は米国の夏時間(2026年は3月8日〜11月1日)に合わせています。会社ごとの時刻は後半の表で確認できます。
終わりの時刻が季節で変わるのは、国内のFX会社の多くが、ニューヨーク市場の終わり(NYクローズ)を1日の区切りにしているためです。NYクローズは米国の東部時間の17時で、日本時間では冬時間なら朝7時、米国が夏時間の間は朝6時になります。
また、多くの会社では1日の区切りの前後に、数分から30分ほどの休止(メンテナンス)があります。この間は注文や決済ができないため、朝7時前後(夏時間は6時前後)に取引する予定の人は、使っている会社の休止時間を確かめておきましょう。
1週間の取引時間の例(冬時間)。月曜の朝に始まり、平日は区切りの時刻の短い休止をはさんで続き、土曜の朝に終わります。夏時間の間は、土曜の終わりが1時間早くなります。
02なぜ24時間動く?世界の市場(セッション)のリレー
FXには、株の証券取引所のような1つの取引所がありません。世界中の銀行や証券会社などが、電話や専用のネットワークで直接売買するインターバンク市場が中心で、その取引が集まる都市ごとに「市場」と呼んでいます。この、都市ごとに取引が活発になる時間帯をセッションと呼びます。
取引の中心は、時差にしたがってオセアニア、東京、フランクフルト、ロンドン、ニューヨークの順に移っていきます。どこかの都市が昼間であれば、その国の銀行が取引を続けているため、全体として平日の24時間がつながります。各市場の開始と終了は正式に決まっているわけではなく、この記事では現地時間の8時〜17時を目安にしています。
世界の取引の量は、都市によって大きく違います。国際決済銀行(BIS)が3年ごとに行う調査の2025年4月分では、外国為替の取引は1日平均9.6兆ドルで、そのうち英国(ロンドン)が37.8%、米国が18.6%を占めました。上位5つの国・地域で約8割になります。
BIS(国際決済銀行)の3年ごとの調査(2025年4月)より。取引の約4割がロンドン、約2割がニューヨークで行われます。日本は3.5%で5位でした。
日本銀行の同じ時期の調査では、東京市場の取引高は1日平均4,402億ドルでした。一方で、通貨として見ると円は世界で3番目に多く取引されていて、ロンドンやニューヨークの時間にも活発に売買されています。円の値動きが東京時間だけで決まるわけではないことを覚えておきましょう。
FXは世界の銀行が都市ごとに取引をリレーしているため、平日はほぼ24時間動く。取引の中心はロンドンとニューヨーク。
03オセアニア時間|週の始まりと、早朝のスプレッドに注意
オセアニア時間は、ウェリントン(ニュージーランド)とシドニー(オーストラリア)が中心の時間帯で、日本時間では早朝から昼すぎまでです。週の最初に開く市場なので、月曜の朝は土日のニュースを受けて、金曜の終値から価格が飛んで始まる窓開けが起きることがあります。
日本時間の早朝は、ニューヨークが閉まったあとで取引の参加者が少ない時間です。国内の会社でも、DMM FXの米ドル/円のスプレッドは朝5時〜9時に0.2〜3.9銭、ヒロセ通商は朝3時〜9時に5.9銭と、昼間より広い設定になっています。早朝の成行注文や、狭い損切りは不利になりやすい時間です。
2019年1月3日の日本時間7時36分ごろ、日本が正月休みで取引が薄い中、円が約30秒で米ドルに対して3%上昇し、豪ドルは約2分で円に対して7%ほど下落しました(オーストラリア準備銀行の2019年2月の報告)。薄い時間帯に起きる急変の典型例で、フラッシュクラッシュと呼ばれます。
オーストラリア準備銀行(RBA)の金融政策は、シドニー時間の14時30分に発表されます。日本時間では、オーストラリアが夏時間の10月上旬〜4月上旬は12時30分、それ以外は13時30分で、豪ドルが大きく動くことがあります。南半球のため、夏時間の時期が日本から見て欧米と反対になる点に注意しましょう。
04東京時間|9時55分の仲値と、日本の取引が集まる昼間
東京時間は、日本時間の朝8時〜夕方17時ごろです。日本の銀行や輸出入企業の取引が集まり、ドル円やクロス円(円と米ドル以外の通貨の組み合わせ)の取引が中心になります。夏時間と冬時間がない日本は、季節で時間が変わらないのが特徴です。
東京時間でとくに注目されるのが、銀行が毎朝9時55分ごろの値段をもとに決める仲値です。輸入企業などのドル買いが集まりやすく、5日・10日などのゴトー日には、仲値に向けてドル円が動くことがあります。仲値は土日・祝日と12月31日〜1月3日には決まりません。
日本銀行の金融政策決定会合の結果は、会合の2日目の終了後に公表されます。発表の時刻は決まっておらず、昼ごろになることが多いものの、議論が長引くと午後にずれこみます。日銀の発表が近い日は、時刻が読めないことを前提に、ポジションの量を控えめにしておきましょう。
05フランクフルト時間|欧州の取引が動き出す夕方
フランクフルト時間は、ドイツのフランクフルトの取引が始まる時間帯で、日本時間では冬時間なら16時ごろ、夏時間なら15時ごろからです。ロンドンより1時間早く動き出すため、欧州の取引の始まりとして注目され、ユーロの値動きが大きくなりやすい時間です。
フランクフルトには欧州中央銀行(ECB)があります。ECBの政策金利の発表は中欧時間の14時15分、記者会見は14時45分で、日本時間では冬時間なら22時15分と22時45分、夏時間なら21時15分と21時45分です。ユーロを取引するなら、ECBの会合の日を先に確かめておきましょう。
06ロンドン時間|世界最大の市場が開く夕方から深夜
ロンドン時間は、日本時間で冬時間なら17時〜翌2時、夏時間なら16時〜翌1時ごろです。世界の取引の約4割が集まる最大の市場で、ユーロやポンドだけでなく、米ドルや円も大きく売買されます。東京時間の流れが、ロンドンの参加者が入ったとたんに変わることも珍しくありません。
ロンドン時間の大きなイベントが、ロンドンの16時に決まる基準レートのロンドンフィックスです。日本時間では冬時間なら翌1時、夏時間なら翌0時で、世界の運用会社などの注文が集まるため、とくに月末には直前に値動きが大きくなることがあります。
ロンドンの取引が始まる夕方は、1日の方向が決まりやすい時間です。東京時間に動いた幅を、ロンドンの参加者がそのまま伸ばすのか、反対に戻すのかを見ると、夜の流れを考える手がかりになります。
07ニューヨーク時間|米国の指標とNYクローズ
ニューヨーク時間は、日本時間で冬時間なら22時〜翌7時、夏時間なら21時〜翌6時ごろです。米国の雇用統計や消費者物価指数(CPI)などの重要な経済指標は、米国の東部時間8時30分、日本時間では冬時間なら22時30分、夏時間なら21時30分に発表されます。
日付が変わるころには、通貨オプションの権利行使の締め切りであるNYカット(米国東部時間10時、日本時間は冬時間なら0時、夏時間なら23時)があります。FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果は東部時間の14時、日本時間の朝4時(夏時間は3時)に発表され、深夜から早朝に大きく動くことがあります。
ニューヨークの17時が、FXの1日の区切りであるNYクローズです。多くの会社はこの時刻でその日の取引を締め、ここをまたいでポジションを持っているとスワップポイントが付きます。ローソク足の日足も、多くの会社はこの時刻で区切っています。
2026年7月30日は、日本時間22時30分ごろに円が急に買われ、ドル円は162円78銭から23時22分ごろには157円98銭まで、1時間足らずで5円近く下落しました。日本単独の為替介入とされる動きで、ニューヨーク時間の始まりの、参加者がそろった時間に起きています。
08オーバーラップ|ロンドンとニューヨークが重なる時間
オーバーラップとは、2つの市場の取引時間が重なる時間帯のことです。もっとも重要なのはロンドンとニューヨークが重なる時間で、日本時間では冬時間なら22時〜翌2時、夏時間なら21時〜翌1時です。世界の2大市場の参加者がそろうため、1日の中でいちばん取引が多くなる時間です。
夏時間と冬時間の切り替えは、欧州と米国で日付が違います。そのため年に2回、欧州と米国のどちらかだけが切り替わった期間(春は2〜3週間、秋は約1週間)があり、日本時間で見たオーバーラップの長さも変わります。下の図で、季節ごとの違いを見比べてみましょう。
ボタンで季節を切り替えます。各市場の現地8時〜17時を日本時間に直した目安です。スマホでは図を横に動かすと、右側の主な発表の時刻も見られます。
冬時間(米国の標準時間)は、ロンドンが17時〜翌2時、ニューヨークが22時〜翌7時。重なるのは22時〜翌2時の4時間で、1日の区切り(NYクローズ)は朝7時です。シドニーは夏時間なので朝6時から開きます。
- スプレッドが安定しやすい:参加者が多く、売りと買いの注文がそろうため、取引のコストが小さく保たれやすい
- 値動きに勢いが出やすい:欧州と米国のニュースや指標が重なり、方向がはっきりしやすい
- 指標の直後は値が飛ぶ:米国の指標の発表直後は、数秒で大きく動き、スリッページが起きやすい
- ずれる週は時刻を確かめ直す:いつもの時刻に指標やフィックスが来ないため、予定表を見直す
オーバーラップは1日でいちばん取引が多い時間。冬時間は22時〜翌2時、夏時間は21時〜翌1時で、ずれる週は5時間になる。
09主な発表とイベントの時刻(日本時間の早見表)
ここまでの時刻を、日本時間の早見表にまとめました。値動きが大きくなりやすい時刻を先に知っておくと、その前後で新しい注文を控えたり、損切りの位置を見直したりできます。発表の日程そのものは、各社の経済指標カレンダーで確かめましょう。
| 発表・イベント | 冬時間 | 夏時間 |
|---|---|---|
| 仲値(日本の銀行) | 9:55 | 9:55 |
| RBA(豪準備銀行)の政策金利 | 12:30豪州は夏時間 | 13:30 |
| ECBの政策金利 | 22:15 | 21:15 |
| 米国の雇用統計・CPI | 22:30 | 21:30 |
| NYカット | 0:00 | 23:00 |
| ロンドンフィックス | 1:00 | 0:00 |
| FOMCの結果 | 4:00 | 3:00 |
| NYクローズ(1日の区切り) | 7:00 | 6:00 |
時刻は日本時間。ECBとロンドンフィックスは欧州の時計、米国の指標・NYカット・FOMC・NYクローズは米国の時計で動くため、ずれる週は片方だけが1時間早くなります。RBAは豪州の夏時間(10月上旬〜4月上旬)に12時30分です。日銀の発表は時刻が決まっていません。
102026年の冬時間はいつから?10月26日からの「ずれる週」
2026年は、欧州が10月25日(日)、米国が11月1日(日)に夏時間を終えて冬時間に戻ります。国内のFX会社の多くは米国に合わせて取引時間を決めているため、冬時間の取引時間になるのは11月2日(月)からです。
2026年秋のカレンダー。欧州が先に冬時間へ戻るため、10月26日〜30日は欧州と米国の時計が1時間ずれます。国内FX会社の取引時間は、多くが11月2日(月)から冬時間になります。
一方で、欧州の時計に合わせて動く会社もあります。海外FXのXMTradingは、10月26日(月)から冬時間の取引時間です。MT4やMT5のチャートの時刻(サーバー時間)も、会社によって切り替わる日が違うため、MT4・MT5で取引している人は、自分の口座のチャートの時刻を確かめておきましょう。
夏時間と冬時間の切り替えの仕組みや、スプレッド・スワップへの影響は、サマータイムの解説でくわしく紹介しています。2027年は、米国が3月14日、欧州が3月28日に夏時間へ移ります。
11FX会社ごとの取引時間(月曜の始まり・土曜の終わり・毎日の休止)
取引時間の大枠はどの会社も同じですが、月曜の始まりと土曜の終わり、毎日の休止の長さは会社ごとに少しずつ違います。早朝に取引する人や、週末の直前に決済したい人は、使っている会社の時刻を確かめておきましょう。国内の主な会社を公式の情報で並べると、次のとおりです。
| 会社(ツール) | 冬時間 | 夏時間 | 毎日の休止・補足 |
|---|---|---|---|
| 松井証券FX | 月7:00〜 土6:55火〜金は7:10開始 | 月7:00〜 土5:55火〜金は6:10開始 | 毎朝6:55〜7:10(夏は5:55〜6:10) |
| DMM FX | 月7:00〜 土6:50 | 月7:00〜 土5:50火〜金は6:00開始 | 毎日の休止は約1分(区切りの時刻)。土曜12:00〜18:00にメンテナンス |
| GMOクリック証券FXネオ | 月7:00〜 土7:00 | 月7:00〜 土6:00 | 取引時間外は指値の予約注文だけ受け付け |
| ヒロセ通商LION FX | 月7:00〜 土6:30 | 月6:30〜 土5:30 | 毎営業日のあとに約15分(最大30分) |
| JFXMATRIX TRADER | 月7:00〜 土6:30 | 月6:30〜 土5:30 | 区切りの時刻に約15分(最大30分) |
| FXTFFXTF GX | 月7:05〜 土6:55 | 月7:05〜 土5:55 | 火〜金の6:55〜7:05(夏は5:55〜6:05) |
| サクソバンク証券 | 注文の受付は季節で3パターン(月3:00〜土6:59、月3:00〜土5:59、月4:00〜土5:59) | 月曜の始まりが早い | |
| 楽天証券楽天FX | 月7:00〜 土6:55火〜金は7:10開始 | 月7:00〜 土5:55火〜金は6:10開始 | 土曜15:00〜20:00に定期メンテナンス |
| SBI FXトレード | 月7:00〜 土6:30 | 月7:00〜 土5:30 | 毎日30分(6:30〜7:00、夏は5:30〜6:00) |
| 外為どっとコム外貨ネクストネオ | 月7:00〜 土6:55火〜金は7:10開始 | 月7:00〜 土5:55火〜金は6:10開始 | 毎朝6:55〜7:10(夏は5:55〜6:10) |
| みんなのFX | 月7:00〜 土6:50 | 月7:00〜 土5:50 | 毎日のメンテナンス中は注文できない |
2026年9月28日時点の各社の公式ページ(取引ルール・よくある質問)にもとづく日本時間です。表は横に動かせます。年末年始や臨時のメンテナンスで変わることがあるため、最新の時間は各社の公式サイトで確認してください。
目立つ違いは3つあります。1つ目は月曜の始まりで、サクソバンク証券は月曜の未明から注文を受け付けます。2つ目は夏時間の始まりで、ヒロセ通商とJFXは月曜の6時30分から取引できます。3つ目は毎日の休止で、30分近く止まる会社もあれば、ほとんど止まらない会社もあります。
休止の間は注文が約定しないため、休止が明けた直後に価格が飛び、損切りなどの注文が指定した価格より不利に約定することがあります。早朝をまたいでポジションを持つなら、スプレッドが広がる時間と休止の時間の両方を知っておきましょう。
12年末年始・クリスマスの取引時間
1年のうち取引が止まる、または短くなる日は、クリスマスと元日です。12月25日は欧米の市場が休みになるため、多くのFX会社が15時か15時30分ごろに取引を終え、終日休む会社もあります。1月1日は世界中の市場が休みで、すべての会社が終日取引できません。
| 日付 | DMM FX (2025年) | JFX (2025年) |
|---|---|---|
| 12月25日(木) | 8:00〜15:00 | 通常どおり〜15:30 |
| 12月26日(金) | 8:00から | 通常どおり |
| 1月1日(木) | 休業 | 終日クローズ |
| 1月2日(金) | 8:00から | 通常どおり |
各社が2025年12月に公表した予定です。2026年の予定は、例年12月ごろに各社から発表されます。
2026年はクリスマスが金曜、元日も金曜です。例年どおりなら、12月25日(金)は午後でその週の取引が終わり、次は12月28日(月)の朝から。1月1日(金)は休みで、2日と3日は土日のため、2027年の最初の取引は1月4日(月)の朝からになります。
年末年始は取引の参加者が少なく、スプレッドが広がったり、少ない注文で価格が大きく飛んだりしやすい時期です。2019年1月3日の円の急騰も、日本が正月休みの薄い時間に起きました。銀行の仲値は12月31日から1月3日まで決まらず、2026年の最後は12月30日、2027年の最初は1月4日です。
13目的別の時間帯の選び方と、避けたい時間
どの時間帯がよいかは、取引のスタイルと生活のリズムで変わります。短い時間で何度も売買するほど、スプレッドが狭く取引の多い時間が有利になり、数日持つ取引なら時間帯の影響は小さくなります。目安は次のとおりです。
| スタイル | 合いやすい時間帯 |
|---|---|
| スキャルピング | 欧州の始まり(15〜17時ごろ)と夜のオーバーラップ取引が多く、スプレッドが安定しやすい |
| デイトレード | 東京の9〜11時、欧州の始まり、夜の指標の前後1日の流れが出はじめる時間に判断しやすい |
| スイングトレード | 時間帯を選ばない日足の区切り(朝6〜7時)のあとに落ち着いて判断できる |
どの時間帯でも、重要な指標の直後や早朝はコストが上がりやすくなります。
反対に、スタイルにかかわらず避けたい時間もあります。次の4つの時間は、取引のコストが上がったり、思わぬ価格で約定したりしやすい時間です。
- 朝5時〜8時ごろ:1日の区切りと重なり、スプレッドが広がりやすい。月曜の朝は窓開けも重なる
- 重要な指標や要人発言の直後:数秒で大きく動き、注文が滑りやすい
- クリスマス・年末年始・日本の連休の早朝:取引が薄く、急な値動きが起きやすい
- 毎朝の休止(メンテナンス)の前後:注文や決済ができない時間がある
時間帯を決めておくことは、取引のしすぎを防ぐことにもつながります。「平日の21時〜23時だけ」のように取引する時間を区切ると、それ以外の時間にチャートを見る理由がなくなるからです。取引が止まらない悩みがある人は、ポジポジ病の治し方も参考にしてください。
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参考資料(外部リンク)
-
BIS(国際決済銀行) ↗
世界の外国為替の取引高を3年ごとに調査・公表しています。
-
日本銀行 ↗
東京外国為替市場の取引高の調査や、金融政策決定会合の日程を確認できます。
-
FRB(FOMCの日程) ↗
米連邦公開市場委員会の開催日程と声明を確認できます。


