ロット数とは?資金と損切り幅から「適正ロット」を計算するツールと1ロットいくらの早見表

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わからない前提で解説 5歳でもなんとなく分かるFX用語!

ロット数とは?
資金と損切り幅から「適正ロット」を計算するツールと1ロットいくらの早見表

無料ツール 適正ロットを今すぐ計算する 入力は3つだけ・アプリ不要

このページでは、ロット、ナノロット、マイクロロット、ミニロット、スタンダードロット、最低取引単位について、5歳でもわかるお菓子のパックのたとえで解説します。資金・リスク率・損切り幅を入れるだけの計算ツールで適正ロットが出せるほか、1ロットいくらの早見表、資金1万円〜100万円の目安、国内と海外の違い、ゴールドの計算方法まで、各社の公式情報をもとにまとめました。

ロット数を説明するパンダキャラクター
STEP 01
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なんとなく理解しよう!

5歳でもわかる超かんたん解説

ロットっていうのはね、FXでお金を買うときのパックのサイズのことだよ。

お菓子屋さんを想像してみて。同じチョコでも、1粒だけの小さい袋と、家族で食べる大きな箱があるよね。中身は同じチョコなのに、袋が大きいほど「おいしい!」も大きいし、まずかったときの「うわー」も大きい。FXのロットもこれとまったく同じなんだ。

パックのサイズには名前がついていて、小さいほうからナノロット、マイクロロット、ミニロット、スタンダードロットの4つだよ。ナノは100通貨、マイクロは1,000通貨、ミニは1万通貨、スタンダードは10万通貨のパックのこと。いちばん大きいスタンダードロットが「1ロット」と呼ばれていて、ほかはその何分の1かで表すんだ。

質問するパンダの生徒
パンダくん

なんで4つも名前があるの?ひとつでいいのに。

回答するパンダの先生
パンダ先生

おこづかいが100円の子と、10万円持っている大人が、同じ大きさの箱を買ったら大変だからだよ。持っているお金に合わせてパックを選べるように、サイズが4つ用意されているんだ。

どのくらい違うか見てみよう。値段が1銭だけ動いたとき、いちばん小さいナノロットなら1円しか動かない。マイクロロットなら10円、ミニロットなら100円、スタンダードロットだと1,000円だよ。同じ1銭の動きなのに、パックのサイズだけで1,000倍も差がつくんだ。

パックのサイズと、1銭動いたときの損益 円が入る通貨ペア。1段上がるごとに10倍 ナノ 0.001ロット 100通貨 1銭で 1円 マイクロ 0.01ロット 1,000通貨 1銭で 10円 ミニ 0.1ロット 1万通貨 1銭で 100円 スタンダード 1ロット 10万通貨 1銭で 1,000円

1銭(1pips)動いたときの損益は、通貨量×0.01円で決まります。箱の大きさはイメージです。

ここでいちばん大事なことを言うね。最低取引単位っていうのは、「このお店で買えるいちばん小さいパック」のことなんだけど、これはFX会社ごとにぜんぜん違うんだよ。1通貨から買えるお店もあれば、1,000通貨や1万通貨からじゃないと買えないお店もある。おこづかいが少ないのに大きいパックしか置いていないお店を選んだら、それだけで危なくなっちゃうんだ。

そして、パックのサイズは勘で決めるものじゃないんだ。もし失敗したらいくらまでなら損していいかを先に決めて、そこから逆算して決めるのが正しいやり方だよ。STEP2に、その計算を自動でやってくれる道具を置いてあるからね。

つまり、ロットを整理すると…

ロット:取引のパックサイズ。大きいほど、もうけも損も同じ倍率で大きくなる。

ナノロット(0.001ロット・100通貨):1銭の動きで約1円。いちばん小さいパック。

マイクロロット(0.01ロット・1,000通貨):1銭で約10円。練習に向くサイズ。

ミニロット(0.1ロット・1万通貨):1銭で約100円。国内でもよく使われる量。

スタンダードロット(1ロット・10万通貨):1銭で約1,000円。上級者向け。

最低取引単位:その会社で買えるいちばん小さいパック。会社ごとに違う。

つまり

ロットは「いくらもうけたいか」ではなく「いくらまでなら失っていいか」から決める数字です。

ロット数を詳しく解説するパンダキャラクター
STEP 02

さらに深掘ってマスターしよう!

計算ツールと本格解説

01ロットとは何か、1ロットは何通貨か

ロット(Lot)とは、FXで一度に売買する通貨の量を表す単位です。国際標準では1ロット=10万通貨で、そこから10分の1ずつ小さくした単位に名前がついています。

呼び名ロット表記通貨量1pipsの損益
(円が入る通貨ペア)
必要証拠金
(157円・25倍)
ナノロット0.001ロット100通貨1円628円
スタンダードロット1ロット10万通貨1,000円628,000円

必要証拠金はドル円157円・レバレッジ25倍で計算しています(2026年9月下旬のドル円は157円前後。表は横に動かせます)。レートに比例して変わります。緑の行は初心者が最初に使うことの多いサイズです。

名前のずれに注意

ネット上にはナノロット=1,000通貨と説明しているページが少なくありませんが、1,000通貨はマイクロロットです。ナノロットはそのさらに10分の1の100通貨を指します。呼び名を1段ずつずらして覚えてしまうと、海外口座で0.01ロットのつもりが10倍の量を建てることになります。迷ったら通貨量で確認するのがいちばん安全です。

ナノロット(0.001ロット・100通貨)

ナノロットは、1pipsの動きで1円の損益になる、いちばん小さいサイズです。ドル円が1円(100pips)動いても損益は100円なので、デモ口座では味わえない緊張感を、ほぼ無傷で体験できるのが価値です。国内ではJFXのビギナーFXや、2026年8月に始まったヒロセ通商のLION cub(11通貨ペア)のように、100通貨から取引できる口座があります。

マイクロロット(0.01ロット・1,000通貨)

マイクロロットは、1pipsで10円の損益になるサイズで、海外FXの多くがこのサイズを最小単位にしています。100回取引して全敗しても数万円で済むため、破産確率を計算しながら自分の勝ちパターンを探す段階に向きます。国内でも1,000通貨単位の会社ならここから始められます。

ミニロット(0.1ロット・1万通貨)

ミニロットは、1pipsで100円の損益になるサイズです。国内FXでよく使われる量で、GMOクリック証券やDMM FXのように1取引単位(1Lot)=1万通貨としている会社もあります。同じ1万通貨が、国内の画面では1Lot、海外の画面では0.1ロットと表示されるのはこのためです。

スタンダードロット(1ロット・10万通貨)

スタンダードロットは、1pipsで1,000円、10pipsで1万円が動くサイズです。必要証拠金はドル円157円・25倍で628,000円になり、ロスカットを避けるには実際には100万円以上の資金が前提になります。プロがこのサイズを使うときほど、損切り位置を先に決めています。

つまり

1ロット=10万通貨が国際標準。ただし国内の画面では会社ごとに「1Lot」の中身が違うので、数字ではなく通貨量で覚えてください。

02適正ロット計算ツールスクリプト未起動

ロットは勘で決めるものではなく、1回いくらまで失っていいかと、損切りまで何pipsかから逆算するものです。公式は次の1行です。

適正ロットの公式

許容リスク額 ÷ 損切りpips ÷ 1通貨あたりの1pips損益 = 適正な通貨量

円が入る通貨ペアなら1通貨あたりの1pipsは0.01円なので、許容リスク額 ÷ 損切りpips × 100 で通貨量が出ます。

あなたの適正な取引量 10,000通貨 維持率159%:ロスカットが近い量です
国際表記0.1ロット 許容リスク額2,000円 必要証拠金62,800円 証拠金維持率159%
スライダーやボタンを動かすと、すぐ変わります
10万円
1万100万200万
1回に失ってよい割合は?リスク率
20pips
5100200
例
くわしく設定する(レートなど)

ここに入れた数字が優先されます。空欄にすると上のボタンの値に戻ります。レートとレバレッジは必要証拠金と維持率の計算だけに使い、適正な量そのものは変わりません。

円が入る通貨ペア(1通貨あたり1pips=0.01円)で計算し、端数は切り捨てています。ドルストレートは1pipsの円換算が変わります(03章)。

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初期値(資金10万円・リスク2%・損切り20pips・157円・25倍)だと、適正量は10,000通貨です。ここで注目してほしいのが、証拠金維持率が159%しかない点です。リスク率のルールは守れているのに、証拠金には余裕がありません。リスク率と証拠金維持率は別の壁で、両方を同時に満たす必要があるという現実がここで見えます。「5万円」を押すと資金5万円・リスク1%・損切り30pipsで1,666通貨、「100万円」なら損切り50pipsで40,000通貨です。

質問するパンダの生徒
パンダくん

じゃあレバレッジを500倍にすれば、維持率が上がって解決じゃない?

回答するパンダの先生
パンダ先生

維持率は確かに上がる。でも適正ロットの数字はまったく変わらないのがポイントだよ。「くわしく設定する」でレバレッジを変えて確かめてごらん。レバレッジは「いくら預ければ建てられるか」の話で、「いくら失うか」には関係がないんだ。

これがレバレッジとロットを混同しやすい理由です。損失額を決めているのは通貨量と損切り幅だけで、レバレッジは必要な預け入れ額を変えるだけ。ポジションサイジングを身につけると、この2つがきれいに分かれて見えるようになります。維持率がロスカットまで何円の余裕に当たるかは、証拠金維持率の計算ツールで確かめられます。

031ロットはいくら?損益と証拠金の早見表

「1ロットいくら」という疑問は、損益がいくら動くのかといくら預ければ建てられるのかの2つに分かれます。損益は通貨量だけで決まり、証拠金はレートとレバレッジで決まります。両方を並べたのが下の表です。

国際表記通貨量1pips10pips1円(100pips)必要証拠金
(157円・25倍)
0.001ロット100通貨1円10円100円628円
1ロット10万通貨1,000円1万円10万円628,000円
10ロット100万通貨1万円10万円100万円6,280,000円

円が入る通貨ペアの数値です(表は横に動かせます)。1pipsの損益はレートに関係なく一定ですが、必要証拠金はレートに比例して変わります。

表にない量も同じ比例で出せます。国際表記の5ロット(50万通貨)なら1pips=5,000円・必要証拠金は約314万円、50ロットなら1pips=5万円・約3,140万円、100ロットなら1pips=10万円・約6,280万円です(いずれも157円・25倍)。大きなロット数の成績を見かけたら、その量を支える資金がいくら必要かを逆算してみると、話の現実味がわかります。

ドルストレートは1pipsの円換算が変わる

ユーロドルやポンドドルのように決済通貨が米ドルの通貨ペアでは、1pipsが0.0001ドルです。1万通貨なら1pips=1ドルなので、ドル円が157円なら約157円になります。同じ1万通貨でも、円が入る通貨ペアの100円に対して、ドルストレートは約1.6倍という差が出ます。

そしてこの金額は、ドル円が動くたびに変わります。ユーロドルのポジションを持っているのに、ドル円の変動で円換算の損益が動くという二重構造になっているためです。主要通貨ペアごとの性格とあわせて、取引する前に1pipsがいくらかを必ず確認してください。pipsのページには、1pipsの金額を出す計算ツールがあります。

04資金別の目安ロット(1万円・5万円・10万円・30万円・50万円・100万円)

「資金5万円なら何ロット?」「100万円なら?」という疑問には、リスク率と損切り幅を決めれば1つの答えが出ます。下の表は、リスク率2%のときの適正な通貨量です。

口座資金許容損失(2%)損切り20pipsのとき損切り50pipsのとき
1万円200円1,000通貨400通貨
5万円1,000円5,000通貨2,000通貨
30万円6,000円3万通貨1万2,000通貨
50万円1万円5万通貨2万通貨
100万円2万円10万通貨4万通貨

円が入る通貨ペア・リスク率2%の場合。国際表記に直すと10万通貨=1ロットです。資金1万円や5万円の損切り50pipsのように、1,000通貨未満や1,000通貨単位で割り切れない量は、100通貨や1通貨から発注できる会社でないと正確に建てられません。

この表でもう1つ大事なのが、損切り20pipsの列は、資金がいくらでも証拠金維持率が約159%になることです(ドル円157円・25倍の場合)。実効レバレッジに直すと約15.7倍で、国内の上限25倍の6割を超えます。損切り50pipsなら約6.3倍、維持率は約398%です。損切り幅が狭いほど量が大きくなり、実効レバレッジも上がるという関係は、実効レバレッジの管理で詳しく解説しています。

損切り幅が広いほど、適正な量は小さくなる 資金10万円・リスク2%(2,000円)・円が入る通貨ペア 10pips 20,000通貨 20pips 10,000通貨 30pips 6,666通貨 50pips 4,000通貨 100pips 2,000通貨 どの行も、損切りにかかったときの損失は2,000円

棒の長さは通貨量に比例しています。損切り幅を2倍にすると、適正な量は半分になります(端数は切り捨て)。

05国内と海外で「1ロット」の意味が違う

ここが初心者のつまずきどころです。同じ1ロット(1Lot)という表示が、会社によって100通貨・1,000通貨・1万通貨・10万通貨とばらばらで、そもそもロットを使わず通貨数で注文する会社もあります。主な会社の公式情報を確認した結果が次の表です。

会社注文の単位最小の発注量確認日
松井証券FX1通貨単位1通貨(全32通貨ペア)2026/09/07
ヒロセ通商(LION cub)0.1Lot=100通貨100通貨(11通貨ペア。メキシコペソ円は1,000通貨)2026/09/07
JFX1,000通貨単位1,000通貨(ビギナーFXは100通貨)2026/09/02
DMM FX1Lot=1万通貨1万通貨(ドル円など4ペアのミニ通貨ペアは1,000通貨)2026/09/26
SBI FXトレード1通貨単位(ロット表記なし)1通貨2026/09/06
外為どっとコム1Lot=1,000通貨1,000通貨2026/09/06
GMOクリック証券1取引単位=1万通貨1,000通貨(0.1単位)2026/09/07
海外FXの標準口座1ロット=10万通貨0.01ロット=1,000通貨が主流―

GMOクリック証券は、ハンガリーフォリント円・南アフリカランド円・メキシコペソ円のみ1取引単位=10万通貨(最小1万通貨)です。外為どっとコムも一部の通貨ペアは1Lot=1万通貨です。DMM FXのミニ通貨ペアは2025年1月20日に始まり、ドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円の4つが対象です。

この違いから、取引画面に「90」のような大きな数字が出る会社もあれば、同じ量が「0.9」と出る会社もあるという現象が起きます。数字だけを見て多い少ないを判断すると、桁を取り違えます。

いちばん危ない誤発注

国内で1Lot=1万通貨に慣れた人がXMTradingなどの海外口座で「1ロット」と入力すると、意図した10倍の10万通貨を建てることになります。逆に海外に慣れた人が国内で0.01と入力すると、最小単位を下回ってエラーになるか、意図とまったく違う量になります。口座を切り替えた最初の1回は、必ず最小の量で発注して表示を確かめてください。

確認の手順はかんたんです。取引画面で最小単位を発注し、ポジション一覧に表示される通貨量を見ます。1,000と出れば、1,000通貨を建てたということです。ロット表記ではなく通貨量で照合するのが、会社をまたいでも間違えないコツです。

06ゴールドのロットは通貨ペアと別物

ゴールド(XAU/USD)を扱う人が増えていますが、ロットの意味が通貨ペアとまったく違います。ゴールドは通貨ではなく金そのものを売買するため、1ロットは通貨量ではなくオンス数で決まります。

海外FXでは1ロット=100オンスとする業者が多く、価格の小数点以下1桁目、つまり0.1ドルを1pipsと数える解説が一般的です。この数え方なら、1ロットで1pips動くと10ドルの損益です。ただし、XMTradingのマイクロ口座のように1ロット=1オンスの口座もあり、同じ「1ロット」でも100倍違います。pipsを0.01ドル単位で表示するツールもあるため、迷ったら「価格差(ドル)×オンス数×ドル円」で計算するのが確実です。例えば1ロット(100オンス)で金が1ドル上がれば100ドル、ドル円157円なら約1万5,700円です。

ゴールドで最初に確認する3つ

取引条件のページで、1ロットのオンス数、pipsの数え方(0.1ドルか0.01ドルか)、最小ロットの3つを確認してください。これがわからないまま建てると、自分がいくら賭けているのか計算できません。値動きの大きさは通貨ペアの比ではないので、貴金属取引の特徴も先に押さえておくことをおすすめします。

07最大ロットとロット制限

ロットには上限もあります。制限は主に3種類で、混同されがちです。

  1. 1回あたりの最大発注数量:1度の注文で建てられる上限。これを超える量は複数回に分けて発注します
  2. 保有建玉の上限:口座全体で持てる合計量の上限。会社ごとに決まっています
  3. 時間帯や相場急変時の制限:取引が薄い時間帯や重要指標の前後に、上限が引き下げられることがあります

1番目の例として、サクソバンク証券の1回あたりの最大発注数量は、平常時でドル円・ユーロドルとも2,500万通貨です。DMM FXは1回100Lot(100万通貨)までで、大口向けのラージ通貨ペアなら200Lotまで発注できます。上限は会社ごと・通貨ペアごとに違うので、大きな量を扱うようになったら取引ルールのページで確かめましょう。

実務で問題になるのは3番目です。たとえばGMOクリック証券は、2023年7月17日から当面の間、早朝の時間帯は1注文あたりの最大数量を10万通貨に引き下げています。普段は建てられる量が、時間帯やボラティリティが高まった局面で建てられなくなることがあるので、平常時の上限だけでなく、制限がかかる条件も確認しておくと安心です。

08ロットを上げるタイミング

ロットを増やしたくなる瞬間は決まっています。連勝したあとと、連敗したあとです。そしてどちらも、増やしてはいけない場面です。

  • 連勝後に増やす:実力ではなく相場の追い風だった可能性を無視しています。判断材料にするなら最低30〜50回の記録が必要です
  • 連敗後に取り返そうとして増やす:減った資金で同じ金額を取り返すには、より大きな利益率が要ります。数字の上で最も不利な選択です
  • 根拠のある場面だから今回だけ増やす:その自信が当たる確率は、記録を取ると平常時と変わらないことがほとんどです

正しい増やし方は1つだけで、リスク率を固定したまま資金が増えるのを待つことです。リスク率2%のまま資金が10万円から20万円になれば、許容損失は2,000円から4,000円になり、ロットも自動的に倍になります。資金管理のルールが決まっていれば、ロットの増減を自分で悩む必要はなくなります。

それでも感情が入るなら、トレード日誌にエントリーごとのロット数を必ず記録してください。自分がどんな場面で量を増やしているかが見えると、直せるようになります。トレード心理の観点でも、記録は自覚を生む最も確実な方法です。連敗が続いたときに耐えられる量かどうかは、バルサラの破産確率表で数字にできます。

09最低取引単位でFX会社を選ぶ

最低取引単位とは、その会社で発注できる最小の量です。計算した適正ロットが最小単位を下回ると、そもそも正しい量で発注できません。これが、会社選びで最低取引単位を見るべき理由です。

計算ツールの「5万円」を押してみてください。資金5万円・リスク1%・損切り30pipsで、適正量は1,666通貨です。1,000通貨単位の会社なら1,000通貨で発注できますが、最小1万通貨の口座では、発注できるいちばん小さい量が適正の約6倍になってしまいます。

  • 少額でも正しい量で建てられる:リスク率を守れるかどうかは、会社の最小単位で決まります
  • 細かい調整ができる:1,000通貨単位なら12,000通貨のような中間の量も選べます
  • 資金が減っても運用を続けられる:資金が減ると適正量も減るため、最小単位が大きいと途中で運用できなくなります
少額で建てられる口座が増えている

ここ1〜2年で、小さい量から建てられる仕組みが広がりました。DMM FXは2025年1月から主要4通貨ペアで1,000通貨単位のミニ通貨ペアを始め、ヒロセ通商は2026年8月17日に100通貨から取引できるLION cubを始めています。計算した量に近い単位で発注できる口座を選べば、リスク率のルールを守りやすくなります。

国内では松井証券FXが1通貨単位、FXTFが1,000通貨単位から扱っています。各社の条件は国内FX会社ランキングで比較できます。

なお、最小単位が小さい会社で練習するなら、いきなり実際のお金でなくても構いません。デモ口座でロットの入力と表示の対応を確かめ、慣れてから最小単位の実取引に移るのが安全です。口座を変えたときも、この確認は毎回やってください。

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STEP 03

疑問をまとめて解決しよう!

よくある質問と回答

※質問を押しても回答が開かない場合は、ページを再読み込みしてください。

気づいた時点で一部または全部を決済してください。含み損が出ていると決済しづらくなりますが、意図していない量を持ち続けること自体が最大のリスクです。判断に迷ったら、まず半分だけ決済して残りを考えるという方法もあります。予防策は2つで、発注画面の数量欄を指差し確認する習慣と、数量のプリセット機能がある会社ならよく使う量を登録しておくことです。発注ミスは慣れている人ほど起こすので、確認の手順を固定してしまうのが確実です。
必要証拠金は合計量に対して積み上がるので、まず証拠金維持率で見ます。0.1ロットを5本持てば0.5ロットぶんの証拠金が必要です。ただし本当に注意すべきは証拠金より値動きの連動です。ドル円とユーロ円を同時に買うと、円が全面高になったとき両方が同時に含み損になります。別々の通貨ペアに分けたつもりでも、実質は円売りに集中しているだけということが起こります。合計でどの通貨を買っているか売っているかを書き出してから、口座全体のリスクが資金の5%を超えていないか確認してください。
比例して変わります。1万通貨で1日100円なら、10万通貨では1日1,000円です。ここで気をつけたいのが、スワップ狙いのときほどロットを上げたくなるという心理です。受け取り額は量に比例しますが、相場が逆行したときの含み損も同じ比率で増えます。1年ぶんのスワップポイントを数日の値動きで失う計算は簡単に成り立ちます。スワップ目的の長期保有では、むしろ通常より量を落として証拠金維持率を高く保つのが定石です。
固定ロットではなく、口座資金に対する割合でロットを計算するタイプを選んでください。固定ロットだと資金が半分に減っても同じ量を建て続けるため、実質的なリスク率が倍になります。もうひとつ確認したいのが、そのEAが最小取引単位をどう扱っているかです。計算結果が0.007ロットになったとき、切り上げるのか切り捨てるのか、エラーで発注しないのかで挙動が変わります。バックテストの成績が良くても、この処理の違いだけで実運用の結果は変わります。少額でフォワードテストをしてから本稼働させてください。
資金に対する割合を固定していれば、ペースを自分で決める必要はありません。リスク率2%と決めておけば、資金が10万円から12万円に増えた時点で許容損失が2,000円から2,400円へ自動的に上がり、ロットもそれに応じて増えます。これが定率法と呼ばれる考え方で、増えるときも減るときも同じ割合で調整されます。危険なのは資金の増加より速くロットを上げることです。利益が出た月に割合そのものを2%から4%へ上げると、次の連敗で資金の減り方が倍になります。複利運用で上げるのは割合ではなく資金のほうだと考えてください。
減らすことはできますが、増やすことはできません。正確には、建てたポジションの数量そのものを書き換える機能は基本的になく、減らしたいときは一部決済、増やしたいときは追加で新規注文を出す形になります。この違いは重要で、追加した分は別のポジションとして扱われるため平均取得価格が変わります。特に含み損の局面で追加するのは実質的なナンピンで、口座全体のリスク率が一気に上がります。一部決済でリスクを落とす方向は有効ですが、増やす方向は最初の計算からやり直すつもりで判断してください。
結果として変わりますが、変えようとして変えるものではありません。1回のリスク額を資金の2%と固定したまま損切り幅だけが変わるので、損切り5pipsのスキャルピングでは量が大きくなり、損切り100pipsのスイングでは量が小さくなります。つまりロットは損切り幅から自動的に決まります。誤りやすいのは、スキャルピングだから安全と考えて量を増やしすぎることです。損切り幅が狭いぶんスプレッドの負担割合が大きくなり、わずかな逆行でも損切りにかかります。トレードスタイルを変えたら、ロットは必ず計算し直してください。
量そのものより、資金に対する割合で見るのが実態に近い理解です。資金が大きいほど建てる量も大きくなるため、5ロット建てているという情報だけでは何もわかりません。長く続けている人ほど1回のリスクを資金の1〜2%に抑えており、この割合は資金規模が変わってもほとんど動きません。むしろ資金が大きくなると、一度に全額を動かすと約定価格が不利になるため、分割して建てる工夫のほうが増えます。他人のロット数を目安にする意味はほとんどなく、自分の資金と損切り幅から計算した数字だけが正解です。

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