NZD(ニュージーランドドル)とは?わかりやすく解説

わからない前提で解説 5歳でもなんとなく分かるFX用語!

NZD(ニュージーランドドル)

ニュージーランドの通貨単位。高金利通貨として人気があり、オーストラリアドルと似た値動きをすることが多い。

パンダ
STEP 01

なんとなく理解しよう!

5歳でもわかる超かんたん解説

NZDっていうのはね、ニュージーランドのお金のことなんだよ。キウイっていう鳥がいる国だから、「キウイドル」って呼ばれることもあるんだ。

ニュージーランドは羊がたくさんいて、ミルクやお肉を世界中に売っている国なんだよ。だから、このお金の値段は、ミルクが高く売れるかどうかで変わったりするんだ。面白いでしょ?

それに、ニュージーランドの銀行はお金を預けるとたくさん利息をくれることが多いから、世界中の人が「NZDを持ちたい!」って思うんだよ。

オーストラリアの近くにある国だから、オーストラリアのお金と似た動きをすることも多いんだ。兄弟みたいだね!

小さな国だけど、とっても大切なお金なんだよ。

つまりNZDは羊とキウイの国の人気があるお金だよ!

NZDは、羊がいっぱいいるニュージーランドという国のお金なんだ。この国には「キウイ」っていう飛べない鳥がいるから、このお金も「キウイ」って呼ばれているんだよ。

ニュージーランドは牛乳やバターをたくさん作って売っているから、これらが高く売れるとNZDも強くなるんだ。逆に安くなるとNZDも弱くなっちゃう。

面白いのは、この国の銀行が「お金を預けてくれたらたくさんお小遣いあげるよ」って言うから、みんなNZDを欲しがるんだ。だから人気があるお金なんだよ!

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STEP 02

さらに深掘ってマスターしよう!

もっと詳しい本格解説

NZD(ニュージーランドドル)は、ニュージーランドの通貨で、高金利通貨として人気があり、「キウイ」の愛称で親しまれているんですよ。オセアニア通貨の一つとして、隣国オーストラリアドルと高い相関を持ちながら取引されています。

NZDの特徴は、ニュージーランド経済が農産物輸出に大きく依存していることです。特に乳製品は輸出の約3割を占め、国際的な乳製品価格がNZDに直接影響します。また、中国が最大の貿易相手国であるため、中国経済の動向もNZDに大きな影響を与えます。観光業も重要で、観光シーズンにはNZDが強くなる傾向があります。

FX市場では、NZDはスワップポイント狙いの投資に人気です。先進国の中では比較的高金利を維持しており、NZD/JPYなどの通貨ペアでは、買いポジションを持つことで日々スワップポイントを受け取れます。ただし、流動性が低いため、重要指標発表時や市場が薄い時間帯では、スプレッドが大きく開くことがあります。また、リスクオフ時には売られやすい通貨でもあるので、リスク管理が重要ですね。

関連用語をチェック!

AUD(豪ドル) オーストラリアの通貨。NZDと高い相関性があり、両通貨は似た動きをすることが多い。
資源国通貨 天然資源の輸出に依存する国の通貨。NZDは農産物、AUDは鉱物資源が主要輸出品。
スワップポイント 通貨間の金利差から生じる調整金。高金利のNZDは買いでプラススワップが期待できる。
乳製品価格 ニュージーランドの主要輸出品。国際乳製品価格の変動はNZDレートに直接影響する。
RBNZ Reserve Bank of New Zealand(ニュージーランド準備銀行)。NZの中央銀行で金融政策を決定。
リスクオン・オフ 市場のリスク選好度。リスクオン時はNZDが買われ、リスクオフ時は売られる傾向。
オセアニア通貨 オーストラリアとニュージーランドの通貨の総称。地理的近さから似た動きをすることが多い。
コモディティ通貨 商品(農産物や資源)の輸出に依存する国の通貨。NZDは典型的なコモディティ通貨。
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NZD(ニュージーランドドル)に関するQ&A

よくある質問と回答

両通貨は似た動きをしますが違いもありますAUDは鉄鉱石や石炭など鉱物資源の影響を受け、NZDは農産物、特に乳製品の影響を受けます。経済規模はオーストラリアの方が大きく、流動性も高いです。金利水準は時期により変わりますが、NZDの方が高いことが多いです。初心者にはより流動性の高いAUDから始めることをお勧めします。
NZDは流動性が低い通貨のため、取引時間帯が重要です。最も活発なのはシドニー・ウェリントン時間(日本時間6-15時)です。逆に日本時間の深夜から早朝は流動性が極端に低下し、スプレッドが大きく開きます。また、RBNZ政策金利発表(通常水曜日の早朝)時は大きく動くため、ポジション管理に注意が必要です。
最も重要なのは国際乳製品価格で、グローバルデイリートレード(GDT)の結果に注目です。次に中国経済指標も重要で、中国のGDPや製造業PMIがNZDに影響します。また、RBNZ金融政策観光業の動向、天候による農業生産も影響します。グローバルなリスクセンチメントにも敏感に反応する通貨です。
以前ほどは有効ではありません。かつてNZDは5%以上の高金利でしたが、現在は金利差が縮小しています。それでも先進国通貨の中では比較的高金利で、長期保有ならスワップ収益が期待できます。ただし、為替変動リスクの方が大きいため、スワップ益以上の為替差損が出る可能性もあります。レバレッジは低めに設定しましょう。
はい、季節的な傾向があります。ニュージーランドの観光シーズン(12-2月)は観光収入増加でNZD高になりやすいです。また、乳製品の生産期(9-11月)も注目時期です。逆に、5-7月は閑散期で弱含みやすい傾向があります。ただし、これらは一般的な傾向であり、その年の経済状況により変わることもあります。
まず流動性の高い時間帯(オセアニア時間)での取引を心がけます。次に、AUDとの相関を利用し、両通貨の強弱を比較して取引することも有効です。また、中国の経済指標カレンダーをチェックし、重要指標前はポジション調整します。レバレッジは控えめにし、スプレッドが開きやすいことを考慮した資金管理が大切です。
NZDが「キウイ」と呼ばれるのは、ニュージーランドの国鳥キウイに由来します。キウイは飛べない鳥で、ニュージーランドにしか生息しない固有種です。また、NZDの硬貨にもキウイが描かれています。ニュージーランド人自身も「キウイ」と呼ばれることがあり、国のシンボル的存在です。FX市場でも親しみを込めて使われています。
初心者にはNZD/JPYがおすすめです。日本人にとって円絡みの方が直感的に理解しやすく、情報も豊富です。また、スワップポイントも受け取れます。一方、NZD/USDスプレッドが狭くテクニカル分析が効きやすいメリットがあります。ただし、ドルの動向も考慮する必要があるため、やや複雑です。まずはNZD/JPYで慣れることをお勧めします。