ポンド円(GBP/JPY)を理解する

わからない前提で解説 5歳でもなんとなく分かるFX用語!

ポンド円(GBP/JPY)

英国ポンドと日本円の通貨ペア。値動きが激しく「殺人通貨」とも呼ばれる

パンダ
STEP 01

なんとなく理解しよう!

5歳でもわかる超かんたん解説

ポンド円っていうのはね、イギリスのお金と日本のお金を交換することなんだよ。

例えばね、イギリスのお友達が持ってるポンドっていうお金を、君の持ってる円と交換する時の値段のことだよ。1ポンドが何円になるかを表してるんだ。

ポンド円は、他の国のお金よりもすごく元気に動くんだ。ジェットコースターみたいに上がったり下がったりするから、ちょっと危険だけど面白いんだよ。

つまりポンド円は動きが激しい通貨ペアだよ!

ポンド円は、イギリスのお金と日本のお金の交換で、とっても激しく動くことで有名なんだよ。

遊園地で一番怖いジェットコースターに乗るみたいな感じだよ。上に行ったと思ったら、急に下に落ちたりするんだ。だから「殺人通貨」なんて怖い名前もついてるんだよ。

でも、上手に乗れたら大きな利益が得られることもあるから、大人のトレーダーさんたちに人気があるんだ。

パンダ
STEP 02

さらに深掘ってマスターしよう!

もっと詳しい本格解説

ポンド円(GBP/JPY)は、値動きの激しさで有名通貨ペアなんですよ。英国ポンドと日本円の組み合わせで、「殺人通貨」という異名を持つほど、ボラティリティが高いことで知られています。

1日の値幅が200pips以上動くことも珍しくなく、他の主要通貨ペアの2-3倍の変動幅があります。この激しい動きは、英国と日本の金利差や経済状況の違い、さらに両通貨の特性が組み合わさることで生まれます。

高ボラティリティゆえにハイリスク・ハイリターンの取引となり、短時間で大きな利益を得られる可能性がある一方、損失も急速に拡大するリスクがあります。初心者には難しく、十分な経験とリスク管理能力が必要な通貨ペアなんですよ。

関連用語をチェック!

ドル円(USD/JPY) 米ドルと円のペア。ポンド円より値動きが穏やか
ユーロ円(EUR/JPY) ユーロと円のペア。ポンド円より安定的
クロス円 円を含む通貨ペアの総称。ポンド円もその一つ
ストレート通貨 米ドルを含む通貨ペア。ポンド円は非該当
ボラティリティ 価格変動の激しさ。ポンド円は特に高い
pips 価格の最小変動単位。ポンド円は大きく動く
スプレッド 売買価格差。ポンド円は比較的広い
値幅 高値と安値の差。ポンド円は特に大きい
パンダ
STEP 03

ポンド円(GBP/JPY)に関するQ&A

よくある質問と回答

複数の要因が重なるためです。まず、ポンド自体が投機的な動きをしやすい通貨で、英国の政治・経済ニュースに敏感に反応します。また、流動性が相対的に低いため、大口注文で価格が大きく動きます。さらに、日本とイギリスの時差により、日本時間の夕方から深夜にかけて最も活発に動くため、個人投資家が振り回されやすいんです。
最も活発なのは日本時間16時〜翌1時です。この時間帯はロンドン市場が開いており、取引量が多く、大きな値動きが期待できます。特に17時〜19時は欧州勢の参入で激しく動きます。逆に、日本時間の午前中は比較的穏やかです。初心者は激しい時間帯を避け、落ち着いた時間帯から始めることをお勧めします。
ポンド円のスプレッドが広い理由は高いボラティリティにあります。FX会社にとってもリスクが高いため、そのリスクをカバーするためにスプレッドを広く設定しています。通常時でも2-4pips程度で、指標発表時には10pips以上に広がることもあります。このため、スキャルピングには向かず、ある程度の値幅を狙う取引スタイルが適しています。
必ず少額から始めることが重要です。最初は1000通貨単位で、慣れてから徐々に増やしましょう。また、ストップロスは必須で、エントリー時に必ず設定します。値動きが激しいため、感情的にならないことも大切です。さらに、レバレッジは低め(5倍以下)に抑え、資金管理を徹底することが、ポンド円で生き残るための鉄則です。
ポンド円はトレンドが出やすいという特徴があります。一度方向性が決まると、その方向に大きく動く傾向があります。また、押し目や戻りが浅いことも特徴で、トレンドに乗り遅れると入りづらくなります。さらに、ストップ狩りと呼ばれる、一時的に大きく逆行してから元の方向に戻る動きも多く、ストップロスの位置が重要になります。
ポンド円はユーロ円と高い相関があります。同じ欧州通貨として似た動きをすることが多いです。一方、リスクオン・オフの影響を強く受け、リスクオン時は上昇、リスクオフ時は下落する傾向があります。また、ポンドドル×ドル円の合成通貨ペアなので、両方の動きを確認することで、より正確な分析が可能になります。
ブレイクアウト手法が効果的です。レンジをブレイクした方向についていく戦略で、ポンド円の勢いのある動きを捉えられます。また、移動平均線でのトレンドフォローも有効で、21期間や50期間のMAを使います。ただし、逆張りは危険で、流れに逆らうと大きな損失につながります。順張りを基本とし、トレンドに乗ることを心がけましょう。
長期的には英国の政治・経済情勢が大きく影響します。Brexit関連のニュース、英国の金利政策、経済成長率などが主要因です。また、日英の金利差も重要で、金利差が拡大すると円安ポンド高、縮小すると円高ポンド安になりやすいです。さらに、グローバルなリスク要因にも敏感で、世界的な不安が高まると円高ポンド安に動く傾向があります。