ウェッジ
収束する2本の線で形成される楔形パターン。上昇・下降の両方で反転を示唆
なんとなく理解しよう!
5歳でもわかる超かんたん解説
ウェッジっていうのはね、くさび形の三角形のことなんだよ。ドアに挟む三角形の木片(くさび)に似ているから、この名前がついたんだ。チャートで見ると、だんだん狭くなっていく形なんだけど、ペナントと違って上向きか下向きに傾いているのが特徴なの。
面白いのは、上向きのウェッジ(ライジングウェッジ)は下落のサインで、下向きのウェッジ(フォーリングウェッジ)は上昇のサインなんだ。逆みたいでしょ?
これはね、上向きウェッジでは買う力がだんだん弱くなっているし、下向きウェッジでは売る力が弱くなっているからなんだ。
ウェッジを見つけたら、「そろそろ反対方向に動くかも!」って心の準備ができるから、とっても役に立つ形なんだよ!
つまりウェッジは「力が弱まっていることを教えてくれる三角形」みたいなものだよ!
ウェッジは、まるで坂道を登る自転車みたいなものなんだ。最初は勢いよく登れるけど、だんだん疲れてきてスピードが落ちて、最後には後ろに下がっちゃうでしょ?
上向きウェッジは、値段は上がってるけどその勢いがどんどん弱くなってる状態。下向きウェッジは逆に、下がる勢いが弱まってる状態なの。だから、上向きウェッジを抜けたら下へ、下向きウェッジを抜けたら上へ動くことが多いんだ。見た目と逆だから、覚えるのがちょっと大変だけど、これを知ってると相場の転換点が分かるよ!
さらに深掘ってマスターしよう!
もっと詳しい本格解説
ウェッジパターンは、価格の推進力の低下を示す重要な反転パターンなんですよ。2本のトレンドラインが同じ方向に収束していく楔形で、ライジングウェッジ(上昇ウェッジ)とフォーリングウェッジ(下降ウェッジ)の2種類があります。特徴的なのは、見た目の方向と逆にブレイクすることが多い点です。
ウェッジの形成メカニズムは買い圧力と売り圧力の不均衡にあります。ライジングウェッジでは、高値は更新するものの、その上昇幅が徐々に縮小し、買い圧力の枯渇を示します。逆にフォーリングウェッジでは、安値更新の幅が縮小し、売り圧力の枯渇を表現しています。このモメンタムの低下が、反転の前兆となるのです。
トレード戦略では、ウェッジのブレイクアウトでエントリーします。ライジングウェッジなら下値支持線の下抜け、フォーリングウェッジなら上値抵抗線の上抜けを狙います。目標値は、ウェッジの最も広い部分の値幅が目安となります。重要なのは、出来高の確認で、ブレイク時に出来高が急増することで、パターンの信頼性が高まるんですよ。
ウェッジに関するQ&A
よくある質問と回答