押し目買いとは?
「高値掴み」する人と「底で拾える」人の決定的な違い
このページでは、押し目買い、エントリー、逆張り、戻り売り、高値掴み、底値売り、落ちるナイフ、押し目待ちに押し目なしについて、エントリータイミングの正しい判断方法と典型的な失敗パターンの回避法を初心者にもわかりやすく完全解説します。

なんとなく理解しよう!
5歳でもわかる超かんたん解説
まずエントリーっていうのは、「お店に入る」みたいなものだよ。FXでは「取引を始める」ことをエントリーって言うんだ。お買い物するとき、いつお店に入るか――つまり「いつ買うか」「いつ売るか」のタイミングがすごく大事なんだよ。セールの日に買えばお得だけど、定価の日に焦って買ったら損しちゃうよね。FXのエントリーも、タイミング次第で結果が全然違うんだ。
押し目買いっていうのは、「バーゲンセールを待ってから買う」ことだよ。例えば、大好きなおもちゃがどんどん人気で値段が上がっていくとする。でも、たまに「ちょっとだけ安くなる日」があるよね? その「ちょっと安くなった瞬間」に買うのが押し目買いなんだ。お買い物上手な人は、焦って一番高いときに買わないで、少し安くなるのを待ってから賢く買うんだよ。
戻り売りは、押し目買いの逆バージョンだよ。値段がどんどん下がっているものがあるとして、途中で「ちょっとだけ高くなる日」がある。その「ちょっと高くなった瞬間」に売るのが戻り売りなんだ。例えば、もう遊ばなくなったゲームを売りたいとき、一番高く売れるタイミングを狙うようなものだね。
逆張りっていうのは、「みんなと逆のことをする」ことだよ。例えば、みんなが「あのお店のケーキが美味しい!」って行列を作ってるとき、「きっとそろそろ並ぶのをやめる人が出るから、その分自分が買えるぞ」って考えること。みんなが「上がる!」って買ってるときに売ったり、「下がる!」って売ってるときに買ったりするんだ。当たれば大きいけど、行列がもっと長くなったら大失敗しちゃうこともあるよ。
次は気をつけたい失敗パターンだよ。高値掴みは、「一番高いときに買っちゃう」失敗のこと。みんなが「すごい!」って騒いでるときに焦って買ったら、次の日にはもう値下がりしてた…。まるで、お祭りの屋台で一番混んでるときに並んで、高い値段で買っちゃうような感じだね。
底値売りは逆の失敗で、「一番安いときに売っちゃう」こと。本当はもうちょっと待てば値段が戻ったのに、怖くなって一番安いときに手放しちゃうんだ。テスト前に「もうダメだ!」って諦めたけど、実は答えが合ってた…みたいな後悔だね。
落ちるナイフは、「落ちてくるナイフをつかもうとする」ってこと。台所からナイフが落ちてきたら、手でキャッチしようとしたら怪我するよね? FXでも、値段がすごい勢いで下がってるときに「安い!今がチャンス!」って買うと、まだまだ下がり続けて大怪我(大損)しちゃうことがあるんだ。ナイフが床に落ちて止まってから拾うのが安全なんだよ。
最後に、「押し目待ちに押し目なし」っていう言葉があるんだ。これは、「セールを待ってたのに、セールが全然来ない!」ってこと。すごく人気のおもちゃは、値下がりしないままどんどん高くなっちゃうことがある。待ちすぎると、結局買えずに終わっちゃうんだよ。
つまり、エントリーは「お買い物のタイミング」!
押し目買いは「セール狙い」、戻り売りは「高く売れるチャンス待ち」、逆張りは「みんなと逆を行く」。一方、高値掴みは「焦って一番高いときに買う失敗」、底値売りは「一番安いときに売る失敗」、落ちるナイフは「急落に飛びつく危険な行動」なんだ。
FXで一番大事なのは「いつ買うか・いつ売るか」のタイミング。焦らず、しっかり待てるトレーダーが「お買い物上手」として勝てるんだよ!

さらに深掘ってマスターしよう!
もっと詳しい本格解説
押し目買いとは、上昇トレンド中の一時的な価格下落(調整局面)を狙って買いエントリーする順張り手法です。FXで安定して利益を出すためには、「安く買って高く売る」タイミングの見極めが不可欠です。エントリー(新規注文で取引を開始すること)の判断を誤ると、高値掴みや底値売りなどの典型的な失敗パターンに陥ります。このページでは、正しいエントリータイミングの見極め方から、逆張りのリスク、落ちるナイフの回避法、そして「押し目待ちに押し目なし」への対処法まで、実践的に解説します。
エントリー(Entry)とは
エントリーとは、FX取引で新たにポジションを建てることを指します。「買いエントリー(ロング)」と「売りエントリー(ショート)」の2種類があり、相場の方向を予測してポジションを取ります。エントリーは成行注文や指値注文で行い、「いつ入るか」だけでなく「どこで損切りするか」をセットで考えることが鉄則です。
初心者がつまずきやすいのは「エントリーの根拠がないまま取引してしまう」ことです。「なんとなく上がりそう」「勘で下がりそう」といったエントリーは、勝率が安定しません。プロのトレーダーは必ず、トレンドの方向、サポート・レジスタンスライン、移動平均線など複数の根拠が揃ったときだけエントリーします。「エントリーしないこと」も立派な戦略だということを忘れないでください。
また、エントリーのタイミングは時間足によって異なります。スキャルピングなら1分足〜15分足、デイトレードなら15分足〜4時間足、ポジショントレードなら日足〜週足でエントリーポイントを探します。上位足でトレンドを確認し、下位足でタイミングを計る「マルチタイムフレーム分析」が最も効果的なエントリー手法の一つです。
押し目買い(Dip Buying)の実践法
押し目買いは、上昇トレンドが継続することを前提に、一時的な価格下落(押し目)を利用して、より有利な価格で買いエントリーする手法です。トレンドフォロー(順張り)の中でも最も基本的で勝率が高い戦略として知られています。
押し目の目安としてよく使われるのは、20日移動平均線・75日移動平均線への接近、前回の安値付近、フィボナッチ・リトレースメントの38.2%〜61.8%水準です。例えば、ドル円が150円から155円に上昇した後、153円付近まで調整したとき、150→155円の上昇幅の38.2%戻し(約153.1円)付近が押し目買いの有力候補になります。
実践のコツは「一度に全資金を投入しない」ことです。例えば、予定ロット数を3分割し、第1押し目で1/3、さらに下がったら1/3を追加、反発を確認して残りの1/3を投入する「分割エントリー」が、リスクを抑えながら平均取得単価を有利にする方法です。必ず損切りラインを直近の安値の少し下に設定しましょう。押し目と思ったらトレンド転換だった、というケースもあるため、損切りは必須です。
戻り売り(Rally Selling)とは
戻り売りとは、下降トレンド中の一時的な価格上昇(戻り)を利用して、売りエントリーする順張り手法です。押し目買いの下降トレンド版であり、「高く売って安く買い戻す」ことで利益を得ます。
戻りの判断基準も押し目買いと共通しており、移動平均線への接触、レジスタンスライン到達、フィボナッチの戻り水準が主要な目安です。下降トレンド中にドル円が145円から一時的に147円まで反発した場合、147円付近にレジスタンスがあれば戻り売りのチャンスになります。
注意すべきは「下降トレンドの戻りか、トレンド転換(反転上昇の始まり)か」の見極めです。これを判断するには、MACDやRSIのダイバージェンス(価格とインジケーターの逆行現象)を確認します。ダイバージェンスが出ている場合はトレンド転換の兆しなので、戻り売りは控えた方が安全です。
上昇トレンドでは「押し目」で買い、下降トレンドでは「戻り」で売る。トレンドの方向に沿ったエントリーが勝率を高めます。
逆張り(Contrarian Trade)とは
逆張りとは、現在のトレンドとは反対方向にポジションを取る手法です。上昇トレンド中に売り、下降トレンド中に買いを入れます。「相場は行きすぎれば必ず反転する」という考えに基づいていますが、トレンドがいつ反転するかを正確に予測するのは極めて難しく、順張りに比べてリスクが高い手法です。
逆張りが有効なのは、RSIが70以上(買われすぎ)や30以下(売られすぎ)を示しているとき、ボリンジャーバンドの±2σに価格がタッチしたとき、サポートライン・レジスタンスラインに到達したときなど、「反転の根拠」が明確な場合です。根拠なく「もう十分上がったから」という感覚だけで逆張りするのは危険です。
初心者が逆張りで失敗する最も多いパターンは「トレンドの強さを甘く見る」ことです。「もう下がるだろう」と売りを入れたのに、そこからさらに大きく上昇するケースは珍しくありません。逆張りは少ないロット数で損切りを浅くし、「間違ったらすぐ撤退する」覚悟が必要です。初心者はまず順張り(押し目買い・戻り売り)を十分に練習してから、逆張りに挑戦することを強くおすすめします。
高値掴み(Buying at Peak)と底値売り(Sell at Bottom)
高値掴みとは、上昇トレンドの天井付近や急騰の最終局面で買いエントリーしてしまい、直後に下落して損失を被ることです。典型的には、SNSで「爆益」報告を見て焦ったり、急騰チャートを見て「まだ上がる!」とFOMO(取り残される恐怖)に駆られてエントリーしたりするケースです。
底値売りはその逆で、下降トレンドの底付近やパニック売りの最終局面で売りエントリーしてしまい、直後に反発して損失を被ることです。急落する相場を見て恐怖に駆られ、「もっと下がる前に売らなきゃ!」と慌てて売ると、そこが底だった…というパターンです。
高値掴み・底値売りを避けるための具体的な対策は、①急騰・急落中は絶対にエントリーしない(押し目・戻りを待つ)、②RSIやストキャスティクスで過熱感を確認する、③「みんなが盛り上がっているときこそ冷静に」を心がける、④必ず損切りラインを設定してからエントリーすることです。特に、経済指標発表直後の乱高下では冷静さを失いやすいので要注意です。
成功と失敗の最大の違いは「待てるかどうか」。押し目を待てるトレーダーは平均取得単価が有利になり、焦るトレーダーは高値掴みに陥ります。
落ちるナイフ(Falling Knife)を掴むな
「落ちるナイフはつかむな(Don’t catch a falling knife)」とは、急落中の通貨ペアを安いからという理由だけで買ってはいけないという投資格言です。値段が急激に下がっているとき、「これだけ下がったんだからそろそろ反転するはず」と考えて買いたくなりますが、急落には必ず原因があり、その原因が解消されるまで下落が続くことが多いのです。
具体例として、2024年に円安が急激に進んだ後の介入で数円規模の急落が何度か発生しました。こうした急落時に「安くなったから買おう」とエントリーすると、さらに下げ続けて大きな損失を被ります。落ちるナイフが「床に落ちて止まった」ことを確認する、つまり下げ止まりのサインを待つことが安全な戦略です。
下げ止まりを確認する方法としては、①ローソク足でヒゲの長い陽線(反転のサイン)が出る、②ストキャスティクスやRSIで売られすぎ圏からの反転が確認できる、③出来高が急増した後に落ち着く(セリングクライマックス)、④直近安値を割り込まずに反発する(ダブルボトム形成)などがあります。「ナイフが止まってから」拾えば、安全にエントリーできます。
「押し目待ちに押し目なし」への対処法
「押し目待ちに押し目なし」とは、非常に強い上昇トレンドでは調整局面(押し目)が発生せず、押し目を待ち続けているうちにどんどん価格が上昇してしまうことを表す相場格言です。理想的なエントリーポイントを探しているうちに、気がつけば手が出せないほど高値になってしまう、という状況です。
この格言が示すのは「待ちすぎも失敗になりうる」ということです。特に、金融政策の大転換や重大ニュースで相場が一方向に動き出した場合、押し目なく上昇(または下降)し続けることがあります。2022〜2023年の円安相場などがその典型例で、多くのトレーダーが「さすがにもう下がるだろう」と待ち続けた結果、大きな上昇を取り逃がしました。
対処法は以下の3つです。①「浅い押し目」でも入る柔軟性を持つ(フィボナッチ23.6%〜38.2%程度の戻しでエントリー)、②分割エントリーで「少しずつ買い上がる」戦略を取る、③IFD注文で事前にエントリー価格を複数設定しておく。ただし、これは「押し目なしでも無理に飛び乗れ」という意味ではありません。あくまでトレンドが明確で、エントリーの根拠がある場合に限ります。
全てのステップをクリアして初めてエントリー。1つでも条件を満たさなければ「見送り」が正解です。
エントリータイミングの見極めはFXで最も重要なスキルの一つです。押し目買い・戻り売りという順張りの基本を押さえつつ、高値掴み・底値売り・落ちるナイフという典型的な失敗パターンを避けることが、安定した収益につながります。逆張りは上級者向けの手法であり、初心者はまず順張りを徹底しましょう。エントリーの根拠を明確にし、損切りラインを必ず設定し、「待つ勇気」を持つこと。これがFXで生き残るための最低条件です。「押し目待ちに押し目なし」の状況も起こり得ますが、焦って飛び乗るよりは、分割エントリーや浅い押し目での柔軟な対応を心がけましょう。リスク指標を常に意識し、ロット数を適切に管理することも、冷静なエントリー判断には欠かせません。
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疑問を解消しよう!
よくある質問(FAQ)
押し目買いとは何ですか?
戻り売りとの違いは?
エントリーのタイミング判断は?
逆張りは初心者に向いている?
高値掴みを避けるには?
落ちるナイフとは?安全な買い方は?
「押し目待ちに押し目なし」とは?
初心者におすすめのエントリー方法は?
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