ローソク足の意味と仕組み

わからない前提で解説 5歳でもなんとなく分かるFX用語!

ローソク足

一定期間の価格変動を視覚的に表すチャート。始値・高値・安値・終値を表示。

パンダ
STEP 01

なんとなく理解しよう!

5歳でもわかる超かんたん解説

ローソク足っていうのはね、お金の値段がどう動いたかを表す絵なんだよ。

本当のローソクみたいな形をしていて、太い部分と細い線でできてるの。この形を見ると、その日の最初の値段、一番高かった値段、一番安かった値段、最後の値段が全部わかるんだ。

例えばね、朝は100円だったけど、昼間に105円まで上がって、でも95円まで下がって、最後は102円で終わったとすると、それが全部1本のローソクの形で表せるの。

白いローソクは値段が上がった日で、黒いローソクは値段が下がった日を表してるんだよ。たくさんのローソクが並ぶと、お金の値段がどう動いてきたかがパッと見てわかるんだ。

つまりローソク足は、お金の値段の動きを絵で表したものだよ!

ローソク足は値段の動きを1本の絵で表したものなんだ。本物のローソクみたいな形で、太い部分は始まりと終わりの値段、細い線は一番高い値段と安い値段を表してるの。

色でも意味があって、白や緑のローソクは値段が上がった時、黒や赤のローソクは値段が下がった時なんだ。これを見れば、今日は良い日だったか悪い日だったかがすぐわかるんだよ。

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STEP 02

さらに深掘ってマスターしよう!

もっと詳しい本格解説

ローソク足は、一定期間の始値高値安値終値の4本値を1本の図形で表現したチャートなんですよ。日本で考案されたこの表示方法は、今では世界中のトレーダーに愛用されています。

ローソク足の構造は、実体(ボディ)と呼ばれる太い部分が始値と終値を表し、ヒゲと呼ばれる細い線が高値と安値を示します。終値が始値より高い場合は陽線(通常は白や緑)、低い場合は陰線(通常は黒や赤)で表示されます。ヒゲの長さや実体の大きさから、その期間の値動きの激しさや売買の勢いを読み取ることができるんです。

ローソク足の組み合わせパターンは相場の転換点を示唆することが多く、「包み線」「はらみ線」「同時線」など、様々なパターンが存在します。これらのパターンを理解することで、将来の価格動向を予測する手がかりを得られます。ただし、パターンだけでなく、出来高や他の指標と組み合わせて総合的に判断することが重要なんですよ。

関連用語をチェック!

チャート 価格の推移を視覚的に表したグラフ。ローソク足もその一種。
テクニカル分析 ローソク足などのチャートを使って相場を分析する手法。
バーチャート ローソク足と異なり、縦線と横線で価格を表すチャート。
ラインチャート 終値だけを線でつないだシンプルなチャート。
始値 取引期間の最初についた価格。ローソク足の起点。
終値 取引期間の最後についた価格。ローソク足の終点。
高値 取引期間中の最高価格。ローソク足の上ヒゲの先端。
安値 取引期間中の最安価格。ローソク足の下ヒゲの先端。
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ローソク足に関するQ&A

よくある質問と回答

陽線(白や緑)は価格が上昇したことを示し、陰線(黒や赤)は価格が下落したことを示します。ただし、色の設定は取引ツールによって変更可能です。重要なのは実体の向きで、上向きなら上昇、下向きなら下落を意味します。色よりも形状に注目することが大切です。
長いヒゲは一度大きく動いたが押し戻されたことを示します。上ヒゲが長い場合は、一度高値をつけたが売り圧力で押し戻されたことを、下ヒゲが長い場合は買い支えがあったことを意味します。ヒゲの位置と長さから、相場の強弱を判断できます。
ローソク足は重要な情報を提供しますが、それだけでは不十分です。移動平均線RSIなどの指標と組み合わせたり、ファンダメンタルズ分析も併用することが大切です。また、リスク管理や資金管理も同じくらい重要で、総合的なアプローチが必要なんです。
特に重要なのは包み線、はらみ線、十字線(同時線)です。包み線は前のローソクを包み込む形で、トレンド転換を示唆します。はらみ線は勢いの衰えを、十字線は相場の迷いを表します。ただし、出現する位置によって意味が変わるため、状況判断が必要です。
取引スタイルによって適切な時間足は異なります。スキャルピングなら1分足5分足デイトレードなら15分足1時間足、スイングトレードなら日足週足が適しています。初心者は複数の時間足を確認し、大きな流れと細かい動きの両方を把握することが大切です。
ローソク足は実体で始値終値の関係が視覚的にわかりやすいのが特徴です。バーチャートは縦線と横線で構成され、よりシンプルですが価格の方向性が一目でわかりにくい面があります。日本では圧倒的にローソク足が人気で、パターン認識もしやすいんです。
実体が小さいローソク足は売り買いが拮抗していることを示します。特に十字線のように実体がほとんどない場合は、相場の転換点となる可能性があります。ただし、レンジ相場では頻繁に出現するため、トレンドの中で出現した時により注意が必要です。
ローソク足は江戸時代の日本で本間宗久という米商人が考案したとされています。当時は米相場の分析に使われていました。その後、1990年代に欧米に紹介され、今では世界標準のチャートとして認識されています。日本発の優れた分析ツールなんです。