売り注文について詳しく解説

わからない前提で解説 5歳でもなんとなく分かるFX用語!

売り注文

通貨を売る指示を出すこと。成行・指値・逆指値などの種類がある。

パンダ
STEP 01

なんとなく理解しよう!

5歳でもわかる超かんたん解説

売り注文っていうのはね、通貨を売りたいっていう指示を出すことなんだよ。

お店に「このカード売りたいです」って言うのと同じで、FXでは取引画面で「売り」ボタンを押すの。すぐに売る方法もあれば、「100円になったら売って」って予約する方法もあるんだ。

売り注文には種類があって、今すぐ売る「成行注文」、希望の値段で売る「指値注文」、ある値段まで下がったら売る「逆指値注文などがあるんだよ。

これらを使い分けることで、自分の思い通りの取引ができるようになるんだ。寝てる間でも注文は働いてくれるから便利なんだよ。

つまり売り注文は、通貨を売るための色々な指示の出し方だよ!

売り注文は「この通貨を売りたい」という指示なんだ。

宿題を出すときに「今すぐ出す」か「明日出す」か選べるように、売り注文も今すぐ売るか、条件を決めて売るか選べるの。値段が上がったら売る、下がったら売る、今すぐ売る、色んな方法があって、自分の作戦に合わせて使い分けるんだよ。

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STEP 02

さらに深掘ってマスターしよう!

もっと詳しい本格解説

売り注文とは、保有通貨の売却または新規ショートポジションを建てるための注文のことなんですよ。FX取引において、適切な売り注文の活用は利益確定と損失限定の両面で重要な役割を果たします。

売り注文の主な種類は、成行売り注文、指値売り注文、逆指値売り注文です。成行注文は現在の市場価格で即座に売却、指値注文は指定価格以上になったら売却、逆指値注文は指定価格以下になったら売却します。さらにOCO注文やIFD注文など、複合的な注文方法もあります。

売り注文を効果的に使うポイントは、目的に応じた注文種類の選択です。利益確定なら指値売り、損切りなら逆指値売り、即座に手仕舞いたいなら成行売りというように使い分けます。また、スリッページやスプレッドも考慮して、実際の約定価格を予測することも重要です。計画的な売り注文の活用が、安定した取引につながるんですよ。

関連用語をチェック!

買い注文 売り注文の反対。通貨を買うための注文。
成行注文 現在の市場価格で即座に売買する注文方法。
指値注文 指定した価格で売買する予約注文。有利な価格を狙う。
逆指値注文 不利な方向に動いた時に発動する注文。損切りに使用。
OCO注文 2つの注文を同時に出し、一方が成立したらもう一方はキャンセル。
IFD注文 新規注文と決済注文をセットで出す注文方法。
約定 注文が成立すること。売り注文が実際に売れること。
スリッページ 注文価格と約定価格のずれ。売り注文でも発生する。
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売り注文に関するQ&A

よくある質問と回答

成行注文なら通常は即座に成立します。ただし、流動性が低い時間帯や通貨ペアでは時間がかかることもあります。指値・逆指値注文は条件を満たすまで待機します。重要指標発表約定が遅れることもあるので注意が必要です。
約定前なら自由に取り消し・変更が可能です。指値や逆指値注文は、市場価格が指定価格に達するまでは何度でも修正できます。ただし、一度約定したら取り消し不可なので、注文前の確認が重要です。
はい、同じポジションに対して複数の売り注文を出せます。例えば、利益確定の指値売りと損切りの逆指値売りを同時に設定できます(OCO注文)。また、分割決済のために、異なる価格で複数の指値を設定することも可能です。
注文の有効期限は自分で設定できます。当日限り(DAY)、週末まで(GTW)、取消しまで有効(GTC)などがあります。GTC注文は忘れやすいので、定期的な確認が必要です。期限切れになると自動的にキャンセルされます。
状況によります。すぐに決済したい場合は成行売り有利な価格を狙うなら指値売りです。ただし、指値は約定しない可能性もあります。相場が急変している時は成行の方が確実ですが、スリッページのリスクもあります。
よくある失敗は逆指値と指値を間違えることです。利益確定なのに逆指値を使うと、不利な価格で売ってしまいます。また、桁を間違える売り買いを間違えるなども要注意です。注文前の確認画面をしっかり見ましょう。
はい、ポジションの一部だけを売ることが可能です。例えば、1万通貨のポジションのうち5000通貨だけ利益確定することができます。これによりリスクを減らしながら利益も狙える戦略が取れます。資金管理上も有効な方法です。
売り注文の価格はテクニカル分析とリスク管理から決めます。利益確定は抵抗線やフィボナッチレベル、損切りサポートライン下などが目安です。また、リスクリワード(損失と利益の比率)を1:2以上に設定することも重要です。