わからない前提で解説
    5歳でもなんとなく分かるFX用語!
  
 
  
  
      板情報
  売買注文の価格と数量が表示される注文状況の一覧表 
    
  STEP 01 なんとなく理解しよう!
 5歳でもわかる超かんたん解説
    板情報っていうのはね、みんながいくらで買いたい、売りたいと思ってるかが見える表なんだよ。
例えば、みんなでおもちゃの交換会をする時、「このカード100円で売りたい」「90円なら買いたい」ってみんなの希望が書いてある掲示板みたいなものだよ。
これを見れば、今の人気度や値段の動きが分かるんだ。買いたい人が多ければ値段は上がるし、売りたい人が多ければ下がるんだよ。(需要と供給のバランスが見えるんだ)
板情報を読めるようになると、良いタイミングで取引できるようになるんだよ。
  つまり板情報はみんなの売買希望が見える掲示板だよ!
 板情報は、学校のバザーの値札表みたいなものなんだ。「このペン100円で売ります」「80円なら買います」って、みんなの希望価格が並んでるんだよ。
人気のあるものは買いたい人が多くて値段が上がるし、人気のないものは下がるんだ。この表を見れば、どの値段で売買できそうかが分かるから、上手に取引できるようになるんだよ。
            
  STEP 02 さらに深掘ってマスターしよう!
 もっと詳しい本格解説
    板情報というのは、売り注文と買い注文の価格と数量を一覧表示したもので、市場の需給状況を把握できる重要なツールなんですよ。
 板情報では、中央に現在価格があり、上側に売り注文(アスク)、下側に買い注文(ビッド)が価格順に並んでいます。注文の厚みで支持線や抵抗線を判断でき、大口注文の存在も確認できます。
 ただし、表示されているのは指値注文のみで、成行注文は見えません。また、見せ板と呼ばれる偽の注文もあるため、過信は禁物です。板情報の変化を観察することで、相場の方向性や勢いを読み取ることができるんですよ。
  関連用語をチェック!
  オーダーブック 板情報の英語表現で、注文帳を意味する 
  注文板 板情報の別名で、注文状況を表示する板 
    板の厚み 特定価格帯の注文量の多さを表す表現 
  薄い板 注文量が少ない状態で、価格が動きやすい 
  厚い板 注文量が多い状態で、価格が動きにくい 
             
  STEP 03 板情報に関するQ&A
 よくある質問と回答
             
        中央の現在価格を基準に、上が
売り注文、下が
買い注文です。各価格帯の数量を見て、どこに注文が集中しているか確認します。
厚い板は支持・抵抗として機能することが多いです。急激な変化は相場転換のサインかもしれません。
  板が厚い時は価格が安定しやすく、大口注文でも価格への影響が限定的です。薄い時は少しの注文で価格が大きく動く可能性があります。流動性リスクを考慮し、薄い時は慎重な取引が必要です。
 約定させる意図のない偽の注文のことです。相場を操作する目的で置かれ、価格が近づくと取り消されます。これは違法行為ですが、完全に排除は困難です。板情報を過信せず、実際の約定状況も確認することが重要です。
  はい、
FXの多くは板情報が公開されていません。これは相対取引という仕組みのためです。株式市場では一般的ですが、FXでは一部の
ECN業者のみが提供しています。
代わりに出来高や売買比率を参考にすることがあります。
  大口の動きや相場の転換点が読み取れます。急に厚い
売り板が現れれば売り圧力、大量の
買い注文が入れば上昇期待が分かります。ただし、
アルゴリズム取引による高速な変化もあるため、総合的な判断が必要です。
  短期売買では有効な手法の一つです。ただし、高度な技術と経験が必要で、初心者には困難です。また、偽の情報に惑わされるリスクもあります。他の分析手法と組み合わせることが推奨されます。
 指値注文しか見えないことが最大の限界です。
成行注文や隠れた注文(アイスバーグ注文)は表示されません。また、注文はいつでも取り消し可能なため、
将来の約定を保証するものではありません。参考程度に留めるべきです。
  機関投資家はアイスバーグ注文で本当のサイズを隠すことが多いです。小分けにして徐々に執行し、市場への影響を最小限にします。また、アルゴリズムで板の状況に応じて自動調整します。個人投資家が見ている板は氷山の一角です。