ニューヨーク時間の基礎知識

わからない前提で解説 5歳でもなんとなく分かるFX用語!

ニューヨーク時間

米国市場が活発になる時間帯で、ドル関連の取引が中心となる日本時間22時から翌7時頃

パンダ
STEP 01

なんとなく理解しよう!

5歳でもわかる超かんたん解説

ニューヨーク時間っていうのはね、アメリカの市場が開いている時間のことなんだよ。

日本の夜10時から翌朝7時くらいまでがニューヨーク時間なんだ。アメリカのドルは世界で一番使われているお金だから、この時間はとても重要なんだよ。

夜10時から深夜2時くらいまでは、ロンドンの市場もまだ開いているから、一番取引が多い時間なんだ。世界中のトレーダーが起きて取引をしているんだよ。

アメリカの大切な発表、例えば雇用統計とかFOMCっていう会議の結果も、この時間に発表されるんだ。だから、相場が大きく動くことがよくあるんだよ。(日本は夜中だから、眠い目をこすりながら見ている人もいるんだ)

ドルが関係する取引は、ニューヨーク時間が一番重要なんだよ。

つまりニューヨーク時間はドルの主役時間だよ!

ニューヨーク時間は、野球の9回裏みたいなものなんだ。1日の取引の最後の大事な時間で、ここで大逆転が起きることもあるんだよ。

アメリカのドルは世界一強いお金だから、みんなが注目しているんだ。重要な発表もこの時間に多くて、相場がジェットコースターみたいに動くこともあるんだよ。

パンダ
STEP 02

さらに深掘ってマスターしよう!

もっと詳しい本格解説

ニューヨーク時間(NYセッション)は、日本時間22時から翌7時(夏時間は21時から翌6時)の米国市場が中心となる時間帯で、世界の基軸通貨ドルの取引が最も活発になる重要なセッションなんですよ。

この時間帯の特徴は、22時から翌2時までのロンドン市場との重複時間で、1日の中で最も流動性が高く、大きなトレンドが発生しやすいことです。また、米国の経済指標が集中的に発表される時間帯で、特に22時30分の指標発表や、翌3時のFOMC声明などは、市場に大きなインパクトを与えるんですよ。

深夜2時以降はロンドン市場が閉まるため、取引量が減少し、値動きが落ち着く傾向があります。ただし、米国株式市場の動向と連動することが多く、ダウやS&P500の値動きが為替相場に影響を与えることもあります。USD/JPYEUR/USDなどドルストレート通貨が特に活発に取引されるんですよ。

関連用語をチェック!

FOMC 連邦公開市場委員会で、米国の金融政策を決定する最重要会議
雇用統計 米国の雇用状況を示す指標で、毎月第1金曜日に発表される最重要指標
ドルストレート 米ドルが絡む通貨ペア(USD/JPY、EUR/USDなど)の総称
ダウ平均 米国の代表的な株価指数で、為替相場との相関が高い
ロンドンフィックス ロンドン市場の16時(NY時間11時)の基準レート決定時刻
NYオプションカット NY市場の10時(日本時間24時)のオプション権利行使期限
流動性 市場での売買のしやすさを表す指標
S&P500 米国の代表的な株価指数で、500社の時価総額加重平均
パンダ
STEP 03

ニューヨーク時間に関するQ&A

よくある質問と回答

前半(22時〜翌2時)はロンドンとの重複で最も流動性が高く、大きなトレンドが発生します。米国指標の発表が多く、特に雇用統計FOMCは相場を大きく動かします。後半は比較的穏やかですが、米国株との連動性が高まります。
雇用統計(第1金曜22時30分)が最重要で、次いでFOMC(年8回、翌3時)、GDPCPI(消費者物価指数)、ISM製造業指数などです。22時30分は多くの指標が発表されるゴールデンタイムと呼ばれています。
NY市場の10時(日本時間24時/夏23時)に通貨オプションの権利行使期限を迎える時刻です。大口のオプションがある場合、その権利行使価格に収束しやすい傾向があります。特に月末や四半期末は大きな影響を与えることがあります。
前半はトレンドフォロー戦略が有効で、ロンドン時間から続くトレンドに乗ることが重要です。指標発表時はニューストレードも可能ですが、リスクが高いです。深夜以降はレンジ戦略に切り替えることも検討すべきです。
強い相関関係があります。ダウが上昇するとリスクオンドル円上昇、クロス円上昇の傾向があります。逆に株が下落するとリスクオフ円高になりやすいです。特に米国市場クローズ前後(翌5時〜6時)は注目が必要です。
日本のトレーダーにとっては体力的に厳しい時間帯です。しかし、最も大きな値動きが期待できる時間でもあります。指値・逆指値注文を活用したり、自動売買を利用することで、睡眠時間を確保しながら取引することも可能です。
週末を控えてポジション調整が入りやすく、特にNYクローズ前(土曜朝5時〜6時)は手仕舞いの動きが出やすいです。また、第1金曜は雇用統計があるため、大きな変動に注意が必要です。週末リスクを考慮したポジション管理が重要です。
朝7時以降はオセアニア時間に移行し、取引量が激減します。値動きは非常に穏やかになり、スプレッドも広がりやすくなります。ただし、週明けの窓開けや、オーストラリア・中国の指標発表時は動くこともあります。