新値足について詳しく解説

わからない前提で解説 5歳でもなんとなく分かるFX用語!

新値足

一定期間の新高値・新安値を更新した時のみ記録する日本伝統のチャート

パンダ
STEP 01

なんとなく理解しよう!

5歳でもわかる超かんたん解説

新値足っていうのはね、新しい記録を作った時だけ線を描く特別なグラフなんだよ。

運動会で新記録を出した時だけ掲示板に名前が載るでしょ?それと同じで、今までより高い値段や安い値段になった時だけ新しい線を描くんだ。

白い線は上がった時、黒い線は下がった時を表すんだよ。新記録が続くと同じ色が並ぶから、調子が良いか悪いかすぐ分かるんだ。(3回連続で新記録が出ると流れが変わるサインなんだよ)

これを見ると、本当に強い動きが分かるんだよ。

つまり新値足は新記録の時だけ描く成績表みたいなグラフだよ!

新値足は、クラスで一番を取った時だけ記録するようなものなんだ。今までの最高点を超えた時だけ新しい印をつけるんだよ。

白い棒が3本続いたら「すごく調子がいい」、黒い棒が3本続いたら「ちょっと調子が悪い」って3つで判断することが多いんだ。これを三本新値って言うんだよ。流れが分かりやすくて便利でしょ?

パンダ
STEP 02

さらに深掘ってマスターしよう!

もっと詳しい本格解説

新値足というのは、一定期間の高値安値を更新した時のみ新しい足を作る日本の伝統的チャートなんですよ。

最も一般的なのは「三本新値足」で、直近3本の高値を上回れば陽線、安値を下回れば陰線を記録します。この3本という基準により、短期的なノイズを除去しながら、トレンドの転換を的確に捉えることができます。

時間の概念は持ちますが、新値更新がない限り足は作られないため、横這い相場では長期間動きがないこともあります。シンプルながら信頼性の高いシグナルを出すことで知られ、多くの日本人トレーダーに愛用されているんですよ。

関連用語をチェック!

三本新値 直近3本の足を基準にする新値足の代表的な種類
五本新値 直近5本の足を基準にする、より長期的な新値足
陽転 新値足で陰線から陽線に変わること
陰転 新値足で陽線から陰線に変わること
時系列チャート 時間の概念を持つチャートで、新値足もその一種
非時系列チャート 時間を無視するチャートで、新値足とは異なる
終値ベース 新値足の多くが採用する価格の基準
高値安値ベース 新値足の判定に使用される価格帯
パンダ
STEP 03

新値足に関するQ&A

よくある質問と回答

同じ色が連続したらトレンド継続、色が変わったら転換の可能性を示します。特に三本新値では、3本連続同色でトレンド確定と判断します。陽転・陰転のタイミングが重要な売買シグナルとなります。
三本新値は直近3本、五本新値は5本を基準にします。三本は反応が早く短期売買向き、五本は反応が遅いですが騙しが少なく中長期投資向きです。相場のサイクルに応じて使い分けます。
最大のメリットはトレンド判断が明確なことです。陽転・陰転という分かりやすいシグナルがあり、初心者でも判断しやすいです。また、ノイズが少なく騙しが減るため、落ち着いた取引が可能です。
主なデメリットはシグナルが遅れることです。特に五本新値では、転換確定まで時間がかかります。また、レンジ相場では機能しにくく、頻繁に陽転・陰転を繰り返すウィップソーが発生します。
トレンド相場で最も威力を発揮します。一方向への動きが続く時、同色の足が連続し、分かりやすいトレンドフォローが可能です。レンジ相場では避けるか、他の指標と組み合わせることが推奨されます。
非常に良い相性です。新値足でトレンドの方向を確認し、移動平均線でサポート・レジスタンスを判断します。新値足の陽転・陰転と移動平均線のクロスが重なると、信頼性の高いシグナルとなります。
江戸時代の米相場で使われ始めた日本独自の手法です。コンピューターがない時代でも計算が簡単で、視覚的に分かりやすいことから普及しました。現在も多くの日本人投資家が愛用する伝統的手法です。
基準とする本数の選択が重要です。短すぎると騙しが増え、長すぎると反応が遅れます。また、日足ベースか終値ベースかの選択も重要で、取引スタイルに応じて調整する必要があります。