わからない前提で解説
    5歳でもなんとなく分かるFX用語!
  
 
  
  
        
  STEP 01 なんとなく理解しよう!
 5歳でもわかる超かんたん解説
    練行足っていうのはね、値段が前より大きく変わった時だけ新しい棒を描くグラフなんだよ。
例えば、昨日より高くジャンプできた時だけ記録するようなものだよ。少しの変化は無視して、本当に記録を更新した時だけ新しい棒を作るんだ。
白い棒は上がった時、黒い棒は下がった時を表すんだよ。色を見るだけで流れが分かるから便利なんだ。(レンガを積むみたいに見えるから練行足って言うんだよ)
これを見ると、強い動きだけが見えるようになるんだよ。
  つまり練行足は記録更新した時だけ描く特別なグラフだよ!
 練行足は、ブロックを積み上げるゲームみたいなものなんだ。前のブロックより高く積めた時だけ新しいブロックを置くんだよ。
白いブロックは上に進む時、黒いブロックは下に進む時。同じ色が続くとどんどん強くなってるってことが分かるんだ。時間は関係なくて、大きな変化があった時だけ記録するから、本当の流れが見えるんだよ。
            
  STEP 02 さらに深掘ってマスターしよう!
 もっと詳しい本格解説
    練行足というのは、終値が前の足の高値・安値を完全に超えた時のみ新しい足を形成する特殊なチャートなんですよ。レンコチャートとも呼ばれます。
 陽線(通常は白)と陰線(通常は黒)で構成され、設定した値幅(ブリックサイズ)単位で足が作られます。時間の概念がなく、純粋な価格変動のみを表現するため、トレンドが非常に見やすいのが特徴です。
 最大の利点はノイズの除去とトレンドの明確化です。小さな価格変動は無視されるため、大局的な流れが一目瞭然となります。移動平均線との相性も良く、シンプルながら効果的な分析が可能なんですよ。
  関連用語をチェック!
    ブリックサイズ 練行足で新しい足を作る基準となる値幅 
    固定値幅 練行足で使用する一定の価格間隔 
              
  STEP 03 練行足に関するQ&A
 よくある質問と回答
             
        重要なのは
ブリックサイズ(値幅)の設定です。一般的には
ATRの1〜2倍、または価格の0.5〜1%程度に設定します。
小さすぎるとノイズが増え、大きすぎると反応が遅れます。
通貨ペアの特性に応じて調整が必要です。
  最大のメリットは
トレンドが非常に見やすいことです。ノイズが除去され、方向性が明確になります。また、
サポート・レジスタンスラインが水平になりやすく、判断が簡単です。感情に左右されにくい取引が可能です。
  主なデメリットは
エントリーが遅れやすいことです。確定するまで新しい足が表示されないため、タイミングを逃すことがあります。また、
時間の概念がないため、保有期間の判断が困難です。
  トレンドフォロー戦略に最適です。明確なトレンドが出ている時、同じ色の足が連続し、分かりやすいシグナルとなります。一方、
レンジ相場では機能しにくく、頻繁に色が変わって混乱します。
  非常に
相性が良い組み合わせです。練行足でノイズを除去し、
移動平均線で
トレンドを確認します。練行足が移動平均線を上抜けたら
買い、下抜けたら
売りという
シンプルで効果的な戦略が可能です。
  設定値幅の2倍以上逆行した時に色が変わります。例えば、10
pipsの設定なら、20pips以上逆方向に動いた時に転換します。この条件により、小さな押し目や戻りは無視され、大きな
トレンド転換のみが表示されます。
  練行足自体に
時間の概念がないため、
時間足という概念は適用されません。ただし、元データとなる時間足(
1分足、
5分足など)を選択することは可能です。
短期取引なら短い時間足データを使用します。
  日本で開発された手法と言われています。「練行」は煉瓦(レンガ)を意味し、足が煉瓦を積み上げたように見えることから名付けられました。
欧米ではRenko(レンコ)チャートとして知られ、世界中で使用されています。