ティックチャートの完全ガイド

わからない前提で解説 5歳でもなんとなく分かるFX用語!

ティックチャート

価格が変動するたびに記録される最小単位の値動きを表示するグラフ

パンダ
STEP 01

なんとなく理解しよう!

5歳でもわかる超かんたん解説

ティックチャートっていうのはね、値段が動くたびに点を打っていく特別なグラフなんだよ。

例えば、体温を測る時、朝・昼・夜だけじゃなくて、変化があるたびに全部記録するようなものだよ。普通のグラフより細かいんだ。

FXでは、1円動いても0.1円動いても、全部の動きを記録するんだよ。まるで、心電図みたいに細かい動きが見えるんだ。(プロの人はこの細かい動きも大切にするんだよ)

ティックチャートを見れば、一瞬一瞬の変化が分かるんだよ。

つまりティックチャートは値動きの心電図みたいなものだよ!

ティックチャートは、アリの歩いた跡を全部記録するみたいなものなんだ。一歩一歩、どこをどう歩いたか全部分かるんだよ。

普通の地図だと大まかな道しか分からないけど、ティックチャートなら細かい動きまで全部見えるんだ。これを見ると、お金の値段がどんな風に動いているか、とても詳しく分かるようになるんだよ。

パンダ
STEP 02

さらに深掘ってマスターしよう!

もっと詳しい本格解説

ティックチャートというのは、価格が更新されるたびに記録される最小単位のチャートで、最も詳細な価格変動を表示するツールなんですよ。

時間軸に関係なく、約定があるたびに新しいポイントが記録されます。そのため、取引が活発な時は密集し、閑散時はまばらになります。この特性により、市場の活性度や勢いが視覚的に把握できます。

スキャルピングなどの超短期売買では必須のツールで、数秒から数分の微細な動きを捉えることができます。ただし、情報量が膨大なため、長期的な分析には不向きです。適切な時間軸のチャートと併用することが重要なんですよ。

関連用語をチェック!

ティック 価格が変動する最小単位で、ティックチャートの基本要素
最小値幅 価格が動く最小の単位で、通貨ペアにより異なる
リアルタイムチャート 現在の価格変動を即座に表示するチャート
時間足チャート 一定時間ごとに区切られた通常のチャートで、ティックと対照的
分足・時間足 時間で区切られたチャートで、ティックチャートより情報が集約
約定データ 実際に取引が成立したデータで、ティックチャートの元情報
高頻度データ ティックチャートが扱う詳細な価格データ
スキャルピング ティックチャートを活用する超短期売買手法
パンダ
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ティックチャートに関するQ&A

よくある質問と回答

最大の利点は最も詳細な価格変動が見えることです。数秒単位の動きも捉えられ、エントリーとエグジットの精度が向上します。また、出来高の集中箇所も分かりやすく、短期売買には欠かせません。
ティックチャート時間に関係なく価格変動ごとに記録しますが、分足は1分間の値動きをまとめます。ティックは取引回数により長さが変わりますが、分足は常に同じ時間間隔です。用途により使い分けます。
スキャルパーやデイトレーダーに最適です。数秒から数分の取引を行う人には必須のツールです。一方、スイングトレーダーや長期投資家には情報が細かすぎて、かえって判断を迷わせる可能性があります。
本格的な分析には保存することを推奨します。過去のティックデータから、特定の時間帯のパターンや、イベント時の詳細な動きを分析できます。ただし、データ量が膨大なため、保存容量に注意が必要です。
最大の欠点は情報過多になりやすいことです。細かすぎる動きに翻弄され、大局を見失う可能性があります。また、ノイズも多く含まれるため、重要なシグナルとノイズの区別が難しいこともあります。
一定期間のティックを表します。実際の取引量ではなく、価格更新回数を示します。FXでは実際の出来高が分からないことが多いため、ティックボリュームで代用することがあります。活発度の指標として使われます。
短期的なトレンドは分かりますが、中長期トレンドの把握は困難です。木を見て森を見ずの状態になりやすいです。上位の時間軸と組み合わせて、大きなトレンドの中での位置を確認することが重要です。
多くの取引プラットフォームでチャートタイプから選択できます。表示するティック数(例:100ティック、500ティック)を設定し、必要に応じてインジケーターを追加します。最初は少ないティック数から始めることをお勧めします。