順張りの基礎知識

わからない前提で解説 5歳でもなんとなく分かるFX用語!

順張り

相場のトレンド方向に沿って取引する手法。上昇トレンドなら買い、下降トレンドなら売る。

パンダ
STEP 01

なんとなく理解しよう!

5歳でもわかる超かんたん解説

順張りっていうのはね、みんなと同じ方向に進むことなんだよ。

たとえば、みんなが公園に向かって走ってるときに、自分も一緒に公園に向かって走るのが順張りなんだ。「みんなが行く方向には、きっと楽しいことがあるんだろうな」って考えて、同じ方向に進むんだよ。

FXでも、お金の値段が上に上に登っていくときは「もっと上がるかも!」って思って買うし、下に下に降りていくときは「もっと下がるかも!」って思って売るんだ。

川の流れに逆らって泳ぐのは大変でしょ?でも、流れに乗って泳げば楽だよね。順張りも同じで、相場の流れに乗っていく方法なんだ。

でも、流れがいつ変わるかはわからないから、注意深く見ていることも大切なんだよ。

つまり順張りはみんなと同じ方向に進む作戦みたいなものだよ!

順張りって、相場の流れに乗っていく方法なんだ。上り坂を登ってる電車があったら、その電車に乗って一緒に上に行くみたいな感じだよ。

値段が上がってるときは「まだ上がるだろう」って思って買い、下がってるときは「まだ下がるだろう」って思って売るんだ。流れに逆らわないから、成功しやすいんだよ。

でも、流れがいつ終わるかはわからないから、ずっと同じ方向に行くと思い込まないで、注意深く見ることが大切なんだ。

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STEP 02

さらに深掘ってマスターしよう!

もっと詳しい本格解説

順張りとは、現在のトレンドと同じ方向にポジションを取る取引手法なんですよ。相場格言の「Trend is your friend(トレンドは友達)」が示すように、確立されたトレンドに従うことで、高い勝率が期待できます。

具体的には、上昇トレンドでは押し目買いを狙い、下降トレンドでは戻り売りを狙います。移動平均線トレンドライン高値安値の切り上げ・切り下げなどでトレンドを確認してからエントリーすることが重要です。多くのプロトレーダーが採用する王道の手法といえます。

順張りの利点は、大きな利益を狙いやすいことです。強いトレンドに乗れれば、利益を伸ばし続けることができます。一方で、トレンドの終盤で参入してしまうと、高値掴み・安値売りとなるリスクもあります。そのため、適切な損切り設定が不可欠なんですよ。

関連用語をチェック!

逆張り トレンドと逆方向に取引する手法。順張りの対義語で、反転を狙う取引スタイル。
トレンド 相場の方向性。上昇トレンド、下降トレンド、レンジ相場の3つに分類される。
押し目買い 上昇トレンド中の一時的な下落を狙って買うこと。順張りの代表的な手法。
戻り売り 下降トレンド中の一時的な上昇を狙って売ること。順張りでの売りエントリー手法。
トレンドフォロー 順張りと同義。トレンドに追随する投資戦略全般を指す用語。
ブレイクアウト 重要な価格帯を突破すること。順張りの絶好のエントリーポイントとなる。
移動平均線 過去の一定期間の平均価格を結んだ線。トレンド判断の基本的なツール。
モメンタム 相場の勢い。順張りではモメンタムの強さを重視してエントリーする。
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STEP 03

順張りに関するQ&A

よくある質問と回答

初心者には順張りがおすすめです。トレンドは一度形成されると継続しやすい性質があり、順張りの方が勝率が安定します。逆張りは相場の転換点を当てる必要があり、難易度が高いんです。ただし、相場環境によって使い分けることが理想的です。トレンド相場では順張り、レンジ相場では逆張りが有効です。
最も基本的なのは押し目・戻りを待つことです。上昇トレンドなら、一時的に下がったところで買います。具体的には、移動平均線タッチ前回高値のサポート転換フィボナッチリトレースメントなどが目安になります。また、ブレイクアウト直後エントリーも有効ですが、だましに注意が必要です。
高値安値の切り上げ/切り下げが崩れた時が第一のサインです。上昇トレンドなら、直近安値を下回ったら要注意。また、移動平均線の向きが変わる出来高が減少するRSIなどのダイバージェンスも終了サインです。一つのサインだけでなく、複合的に判断することが大切です。
最も多いのはトレンドの終盤でエントリーしてしまうことです。「まだ上がるだろう」という期待で、伸びきった相場に飛び乗るのは危険です。また、損切りの設定が甘いことも原因です。トレンドが崩れたのに「また戻るだろう」と保有し続けると大きな損失につながります。エントリー前に必ず損切りラインを決めましょう
レンジ相場では順張りは機能しにくいです。上がったと思ったらすぐ下がり、下がったと思ったらすぐ上がるため、順張りでは往復ビンタを食らいます。レンジ相場では逆張り戦略に切り替えるか、ブレイクアウトを待つのが賢明です。相場環境を正しく認識することが、順張り成功の第一歩です。
4時間足日足などの長期時間足が適しています。短期時間足はノイズが多く、トレンドが不明確になりがちです。ただし、エントリータイミングは短期足で計ることも有効です。例えば、日足でトレンド確認→1時間足で押し目確認→15分足でエントリー、というマルチタイムフレーム分析が効果的です。
直近の高値安値キリの良い価格(00ポイント)が第一目標になります。より積極的なら、フィボナッチエクスパンションの161.8%や261.8%を目標にします。また、トレーリングストップを使って、トレンドが続く限り利益を伸ばす方法も有効です。重要なのは、事前に決めた目標を感情で変更しないことです。
まず相場環境を再確認してください。レンジ相場で順張りをしていませんか?次に、エントリーが早すぎないかチェックしましょう。トレンド確認が不十分な可能性があります。連敗時は一旦取引を休止し、過去のトレードを振り返ることが大切です。また、ロットを下げて自信を取り戻すことから始めるのも良い方法です。